漠然とした不安

前回は、勇気を出してやっていこう、という事を書きました。いつも、そう有りたいと考えて、できる限り実践するようにしています。で、本当は、「常に実践しています」と書きたいところなのですが、さすがにそこまでは書けません。「実践するようにしています」と書くのが精一杯ですね。

それと、前回のように書くと、全く能天気に、何の迷いもなく、何時でも真っ直ぐに行動に向かっていけるように感じられたかもしれませんが、そんな事はありません。

常に、不安で一杯なんですよね。どんなに自信満々に見える人であっても、誰でも不安は一杯なんだと思います。

常に不安でいっぱいです

明日のことは誰にもわかりません。明日、とんでもないことが起きて、これまで積み上げてきたものが、全くゼロになってしまうことだって、無いとは言えません。

でも、かと言って、そんなことばかり考えていても仕方ありません。こういう漠然とした不安というのは、やっかいなものですよね。

その時の対処法としては、不安を書き出してみることですね。
考えられるだけの不安な材料を全て出し尽くしてみる。
また、その不安材料から、最悪の場合を想定してみる。

「考えられる最悪の事態は、これだな!」
それが、はっきりと分かってくると、案外、不安というのは軽くなってくるものです。よくわからないものだから、よけいに不安になるわけですよね。

考えられる最悪の事態はこれ!

金額的にはこのくらいのダメージ、
精神的にはこのくらいのダメージ、
肉体的にはこのくらいのダメージ、
そんなふうに最悪の場合の具体的な内容がはっきりと目に見える形で示されれば、「じゃあ、どうする」という判断もしやすくなります。

なんとなく不安という場合は、判断のための材料がありませんから判断ができません。そういう不安を抱えたまま毎日を過ごすというのはやっぱりよくありません。状態が良い時でも、状態が悪いときでも、迷わないでいけるといいですよね。

そして、不安を明確化するために、自分でいろいろと手を尽くした、それでも、力及ばず、不安が除けない、そんな場合もあるでしょうね。そんな時には、やはり信頼できる人に相談する、それしかないですね。

最後は人ですね

やっぱり、最後は人です。人間の心をほぐしてくれるのはやはり人間です。それもインターネット上の不特定多数ではなくて、信頼できる個人です。人生の師、先生というべき人を一人は持っておくといいですよね。もちろん、それが親御さんでもいいわけですし、それ以外の人生の先輩でもいいです。信頼出来る個人です。

なんだかんだ言っても、自分一人の考えには限界がある、すぐに堂々巡りになる、そのことを常に意識しているといいですよね。

ということで、今日は漠然とした不安についてのお話でした。わからなくなったら一人で考えこまないで、あなたの人生のお師匠さんに相談してくださいね。

 

ムッシュスカラー

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