自分の行動を変える。
そういうと大それたことみたいに感じます。
でも「習慣にする」と言い換えると
少しハードルがさがります。
たとえば、
「筋トレをする」とか
「読書をする」とか
「ブログを書く」とか
こういうものは、習慣にしてしまうと
自然に身についていくような気がしますね。
わりと楽に、行動が変わります。
毎日、決まった時間に、
習慣にしたいことを、
時間割として割り振っておいて、
3週間続けることが出来れば
習慣になるそうですよ。
そう考えると、
「何かを始める」というのは
習慣にするという方法で
わりと簡単に出来るようになりそうです。
始めるよりやめる方が難しい
逆に「何かをやめる」、
こっちの方は、なかなか難しいです。
これまで習慣になっていたものを
習慣から外していくというのは
けっこう、むずかしいです。
「きらいなことを始める」
これは、まだ何とかなりそうですが、
「好きでたまらないことをやめる」
こっちの方は、どうしたらいいのでしょうね。
たとえば、
「タバコをやめる」
「お酒をやめる」
「甘いものを食べないようにする」
こういうたぐいのやつです。
好きでたまらないことをやめる
「すきでたまらないことをやめる」
これを実行するのはなかなか
難しいんじゃないでしょうか？
どうしたらやめられるのか？
これについてはあまり定説のようなものは
聞いたことはないですね。
あなたは聞いたことはありますか？
ひとつの方法として、今好きなことよりも
もっと好きになれる別のことを始める。
そして、そちらに最大限の時間を使う。
そうすることで、時間が足りなくなって
好きだったことでもやらなくなる。
もっと好きなことをつくって集中する
これは一つのパターンだと思います。
とっても好きな人がいたが
それよりももっと好きな人が出来た。
そういう感じですね。
それ以外で、やれそうなこととしては
「なぜ、それをやっているのか？」
その原因（理由）について考えることでしょうかね？
「どうしてタバコを吸いたいと思うのか？」
「どうしてお酒を飲みたいと思うのか？」
「どうして甘いものを食べたいと思うのか？」
このあたりの行動の原因が明確になれば
その原因を変えることで
そのような行動を取らなくても
毎日が送れるようになるんでしょうね。
なぜ、そうしたいのかの原因は？
でも、この部分については
あまり世間では研究されていませんよね。
「好きなものは好き。だからやっている」
それで終わりですよね。
そこからさらに一歩踏み込んで、
「なぜ、タバコを吸いたくなるのか？」
「なぜ、酒を飲みたくなるのか？」
「なぜ、甘いものが食べたいのか？」
そこまで突っ込んだ研究は
あんまりないですよね。
なんとなく、世間のうわさとして
言われていることはあっても
きちんとした研究はほとんどありません。
きちんとした研究はほとんどない
でも、現実問題として、
原因を改善しなければ
結果である行動も改善しません。
これは病気の原因と治療と似ています。
病気になってしまった時の治療法
これは医学でどんどん進歩しています。
医薬品も次々に開発されています。
でも、なぜ、その病気になるのか？
その病気になる原因については
あんまり解明されていませんよね。
なぜ、がんになるのか？
なぜ、糖尿病になるのか？
なぜ、高血圧になるのか？
例えば、生活習慣病という病名自体が
不思議なネーミングですよね。
生活習慣病だけど原因には触れない？
生活習慣が原因なら、それを変えれば
生活習慣病にはならないんでしょうね。
でも、生活習慣病になったひとで、
生活習慣を変えていくことについて
ものすごく真面目に取り組まれている方は
あんまりお目にかかったことはありません。
病気の治療には熱心ですが
病気の原因の生活習慣を
根本的に改善することについては
「それは無理！」という感じのかたが
ほとんどですよね。
生活習慣を変えるなんてことよりも
病気になってから、薬を飲んだり、
手術を受ける方が手っ取り早い。
それで、何とかなるなら、それでいい、
そんな感じですよね。
病気になっても治せるんだから
病気にならないために
好きなことをやめるなんて考えられない、
そういう考えの人が多いのかもしれません。
健康のために好きなことをやめるなんて…
「これが出来なくなるなら死んだほうがましだ」
なんてことを言う人もいます。
でも、実際に、死に直面すると
「なんで、あれをやめられなかったんだろう」
そうやって後悔する、嘆く、泣く。
それもとってもよくある話です。
いろんな考え方があります。
どんな人生をおくるかはその人次第ですね。
ムッシュスカラー