勉強するのは何のため

あくまで一般論ですが,
日本人というのは
勉強するのが好きな
民族なんだそうですね。

あなたはいかがですか?
本を読むのが好き」
「勉強するのが好き」

そういう人がまわりに
たくさんおられませんか?

そもそも,こういうブログを
読んでいるあなたも,
もしかして,かなり勉強好きな人
なのではないでしょうか?

勉強好きなあなたへ質問です

で,ここで,
そんなあなたに一つ質問です。

その勉強は,何のためにしているのでしょうか?
なぜ,あなたは勉強しているのでしょうか?

日本人の場合,この質問に対しては
こういう回答が案外多いそうですよ。

勉強することがとっても好き,
別に他に目的があるわけではなくて
とにかくいろんなことを知りたい。

いわゆる知的好奇心が強いのですね。
目的がなくてもそれだけで勉強する人です。

目的がなくても勉強している?

案外,たくさんいるのじゃないか?
と私などは,思ってしまいます。
私も,その一人なので…。

こういう人は,
勉強そのものが目的になっているので
「何のために勉強しているか?」
と聞かれても,
「ええっ?えーっと,なんででしょうかね?」
という感じの答えになりますよね,

これって,
日常のプライベイトの範囲なら
いわゆる趣味の範囲なら
全く問題ないのです。

趣味の範囲なら問題ないが…

でも,仕事の場合には,少し違ってきます。

もちろん,仕事においても,
勉強するということは大事なことです。
ただし,仕事の場合は,勉強することは
目的ではなく,目的達成のための手段です。

仕事においては,
勉強することの目的は,
仕事を達成することです。
勉強すること自体が目的ではありません。

知的好奇心が強いひとは,
仕事で勉強している中で,
「ええ,これは何?」
なんて思うと,けっこう深く調べてしまいます。
思った以上に,勉強のために
たくさんの時間をかけてしまいますね。

もちろん,とことん調べることが
必要な場合もあります。
ただ,多くの場合は,勉強することは,
ほどほどで十分なんですね。

多くの場合,勉強はほどほどで十分

そのほどほどが,どれくらいかが
なかなかわからなくて,
結局,いつも「時間が足りない」
なんてことになっています。
「1日48時間ほしい!」
などという不満を持ってしまうわけですね。

なので,最近,私が
心がけていることは
仕事のための勉強の場合
最小限,必要なことがわかればそれでOK,
すべてをわかる必要はない,

よくあるたとえ話ですが,
テレビを見るときに
このテレビはなぜ映るの?
なぜ,音が出るの?
どうやってリモコンで
チャンネルが変わるの?

なんてことを,
一から勉強してたらきりがありません。

でも,勉強が好きな人は
日常の仕事で,
これと似たようなことを
やっている可能性があるんです。

そこは注意する必要がありますね。
なんでも全部知っていないと気がすまない,
とにかく全部調べてわかっておくべきだ
と,ついつい思ってしまうのですね。

仕事のための勉強の場合,
案件によって,どこまでやるか
それにかける時間と成果,
そのバランス感覚が大事ですね。

かける時間と成果,そのバランスは?

ということで,今日は,
勉強好きなあなたへ
ちょっとした注意を書いてみました。
いえいえ,本当は,自分に向けての
注意を書いたブログでした。

気を付けようっと。

 

ムッシュスカラー

 

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