多くの大企業では、
従業員に対しての
非常に緻密な業績評価システム
というのが採用されているそうです。
従業員、それぞれの
業績の評価について、
詳細に項目を分類して
それぞれの項目について
客観的な点数をつける。
出来るだけ多くの項目を
バランスよく設定することで
最終的にはじき出される評価は
比較的、納得性が高いものになる。
そんなシステムですね。
個人の業績を評価するシステム
私自身は、評価する側の人間に
なったことはほとんどありません。
なので、こういう個人の業績を
評価するシステムについては
あんまり詳しくありません。
というか、ほとんど知りません。
自分自身の業績評価の説明を、
上司から受けるたびに、
「へえ、そんなことまで細かく
評価を付けているんだあ。」
と、いつも妙に感心していますね。
この評価のシステムについては、
客観的であり、誰が説明しても
わかりやすい内容であることが求められます。
システムに求められること
それは、なぜかというと
システムを利用した評価によって、
その人の給与や賞与が決まるからです。
給与の額や、賞与の配分について
従業員から、不満がでないように
出来るだけ公平性が保てるようにするためですね。
また、この評価システムにおいては、
説明される評価内容の文言についても、
だれが見てもわかりやすい表現を
用いることが求められています。
なぜ、そんなことが求められるかというと
これも、やはり、評価結果について、
従業員から苦情が出ないようにするためですね。
そして、上に記載したような
評価システムというのは
現時点においても、
いろいろと試行錯誤されている、
それが、実状だろうと思います。
システムは試行錯誤されている
試行錯誤と書いたのは、
評価システムというのは、
実は、よく変更されます。
数年くらいの単位で変更されますよね。
よく変更されるということは
絶対的なものがないということです。
実際問題として、人の評価というのは
そう簡単なものではないですよね。
大勢の人に順位をつけるような
そんなシステムの場合には
特に難しいのではないかと思います。
人を評価するシステムでは、
評価の順位が、収入と直結しますから、
かなりシビアーな問題ですね。
それに、自分の自分に対する自己評価と
会社側の評価に大きな乖離があった場合
特に、自分が思ったほどには
会社は評価してくれていない場合には
本人の気持ちは穏やかではないですよね。
人を評価するというのは大変なこと
上司から、評価の説明を聞くたびに
評価する側の人間というのは
本当に大変だろうなと、
常々感じさせられますよね。
さて、私自身は、
人間の評価について
一律の基準で考えることについては
あまり興味がありません。
というか、そんなことは難しすぎて、
考えようがありません。
私の場合、自分の評価について、
上司からの説明はちゃんと聞きます。
でも、それについてどうこう思う事は
ほとんど、ありません。
会社の評価としてはこういうことなんだな。
単純に、そう思うだけです。
それが正しいのかどうかなどは考えません。
もちろん、できるだけよい評価を
得られるように考えて仕事はしています。
しかし、仕事の評価というのは、
あくまで評価する側の意見です。
評価は自分でコントロールできない
その人の行動とその結果が
完全に適切に評価されるとは限りません。
そもそも、他人がすることです。
自分ではコントロールできません。
なので、評価については、
良いときも、悪い時も
「これは評価する人からみた意見だ。」
そんなふうに割り切っています。
さて、あなたはいかがですか？
他人の評価が気になりますか？
評価というものについて、
自分がどうとらえているか？
一度、ゆっくりと考えてみても
いいかもしれませんね。
ムッシュスカラー