自然への畏敬の念

日本人の精神の
ひとつの大きな特徴として
自然に対しての畏敬の念というのが
あるそうです。

あるそうです、と書いたのは
自分自身、若い時には、
そこまで考えたことが
なかったからです。

でも、考えたことはなくても
ごく自然に感じていたことではありました。
自然への畏敬の念という話を聞いて
なるほど、そうだったのか
と思ったわけです。

この社会は人と人との
人間関係で成り立っています。
なので、人に対する感謝というのは
人生を幸せに生きていくための、
必須の条件だと思います。

ただ、さらに、それ以前の
前提として、もっと大事なもの、
大切にしなければならないものがある、
それが、自然に対する気持ち、
自然に対する畏敬の念だという話です。 “自然への畏敬の念” の続きを読む

失敗を引きずらない工夫

失敗したときに、
あなたはどのくらい
その失敗を引きずるでしょうか?

失敗したことは、
すでに過去のことですから
それ自体は、どんなに後悔しても
やり直すことはできません。

「そんなこと、あたりまえ、
言われなくてもわかっている。」

そうですよね。
そう言いたくなりますよね。
本当に冷静になれば
誰でもわかることです。

でも、人というのは、
そんな簡単な生き物ではありません。
理屈ではわかっているつもり、
そう、十分に理解しているつもりです。

でも、どうにもならない、
全然、理解の通りに出来ない、
そんなことって、
本当にたくさんあるものです。 “失敗を引きずらない工夫” の続きを読む

色って大事です

どんな色の服を着ているか、
どんな色の車に乗っているか、
どんな色のアクセサリーを付けているか、

この色というのは
その人を印象付けるうえで
かなり強いポイントになります。

人を思い出す時に、
「ああ、あのオレンジ色の服を着ていた人ね。」
とか
「ああ、あのしぶい茶色の車に乗っていた人ね。」
とか
「ああ、真っ赤なイヤリングをしていた人ね。」
とか、
色の印象というのは強いものです。 “色って大事です” の続きを読む

時間のある時に…

毎朝、健康のためというか
自分の身体の調子を確認するために
NHKのEテレで放送している
「テレビ体操」の録画を見ながら
軽い体操をしています。

そのなかで、よく言われている言葉で
いつも引っかかっている言葉があります。

「時間のある時に、
このような運動を、
やってみてください。」

この言葉を聞く度に、
考えてしまうんです。

「うーん、『時間がある時』って
それは、なかなか、ないなあ。」 “時間のある時に…” の続きを読む

○○の常識は世間の非常識

自分としては、
当たり前にしていることが、
他の人にとっては、
全くの非常識であること。

そういうことは
案外、たくさんあると
思います。

会社員時代にも、よく言ってました。
「○○の常識は、世間の非常識」
(○○には会社名が入ります…。)

まあ、非常識とは言わないまでも
自分が何か行動を起こしたり、
自分が何か考えを述べたりしたときに、
「ええっ?そんなふうにしますか?」
とか
「ええっ?そんなふうに考えますか?」
というように、自分以外の人に
びっくりされたことってないでしょうか? “○○の常識は世間の非常識” の続きを読む

専門家ほど頭が固い

製薬業界で勤めた経験と
自分自身という人間も含めて
人間というものを観察していて
本当によく思うことです。

つい、最近も、自分の
頭の固さに改めて
気づかされたことがありました。

それは、腰の痛みなど、
いわゆる神経の痛みに関することです。

これまでの常識として、
「神経は圧迫された時に痛む」
ということが言われていますよね。

でも、最近、出てきた理論ですが
「神経は牽引された時に痛む」
という理論があります。

で、よく、その内容を
確認してみたところ、
先入観を無しにしてみると
「おおっ、確かにそうなってる!」
ということがわかってきます。 “専門家ほど頭が固い” の続きを読む

あたりまえは、あたりまえじゃない?

水道をひねれば水が出る。
スイッチを入れれば灯がつく。
街は、きれいでゴミは落ちていない。
これが、私たちの当たり前ですね。

というか、日本という国の
一般的な風景という感じでしょうか。
いわゆる、あたりまえのことです。

でも、このあたりまえは
実は、あたりまえではありません。

もし、誰もが、何もしないで
ぼーっとしているような状況だと
このあたりまえは、維持が出来ません。 “あたりまえは、あたりまえじゃない?” の続きを読む

ちょっとした一言で気分が変わる

わあ、いいですね。
それ、素敵ですね。
うん、いい感じですね。

こういうちょっとした一言で
気分というのは大きく変わるものです。

こういう一言を
もらった人の気分は
大きく変わりますし、
言葉を発した方の人の気分も
大きく変わるのではないでしょうか。

言葉というのは、本当に、
大切なものだと思います。

人を生かすことも出来れば、
人を殺すことも出来ます。

人を喜ばせることも出来れば
人を悲しませることもできます。

本当に、簡単に出来てしまいます。
誰もが、出来てしまいます。

だからこそ、言葉というのは
素晴らしいのですが、
だからこそ、恐ろしくもありますね。 “ちょっとした一言で気分が変わる” の続きを読む

気になっているなら、決着をつける

何となく、ずっと気になりながら
「あれ、どうしようかなあ?」
と、何度も、思い出しては考えながら、
でも、そのまま、時間ばかりが
過ぎてしまうことってありますよね。

気になっているんですが、
「でも、まあ、今、考えなくても
それはそれでかまわないか…」
という感じで、放置している
そんな感じでしょうか。

まあ、ほとんどの場合、
放置していても問題ない、
だから、放置しておける
そういうもののようです。

ただ、自分の中で、
どうしても気になり続けていて
ふとした時に、思い出してしまう、
完全に忘れることが出来ない、
そんな場合には、放置しておくのは
あんまりよろしくありません。 “気になっているなら、決着をつける” の続きを読む

制約の中で成果を出す

このルールさえ無ければ、
もっと自由にやりたいことが出来るのに。

そんなふうに思うことが
あなたにもありませんか?
わたしなどは、会社員の時代に
いつも考えていたことでした。

私以外の人も、おそらく誰もが
一度は考えることかと思います。

まして、そのルールが、
理屈に合わないようなルールの場合なら
なおさらですね。

そんなルールは、
さっさと撤廃してもらって
「もっと自由に、みんなが好きなように
出来る社会の方がいいのに…。」
なんて、誰もが、一度や二度くらい、
いや、もしかすると、
今も、考えているかもしれませんね。 “制約の中で成果を出す” の続きを読む