自分自身が一番信用できない

「自分自身が一番信用できない。」
これは、私が信頼する
ある知り合いの言葉です。

「ええっ?何それ?」
って、思いますよね。

私も、最初に聞いた時には、
そう思いました。

でも、よくよく話を聞いていると
「なるほどなあ。」と思うことが
たくさんあったんです。

それは、どんなことかというと、
よーっく考えてみれば
あなたも思い当たることだろうと思います。 “自分自身が一番信用できない” の続きを読む

条件が同じなのにベストとワーストがある

あなたも、私も、みんなそうです。
自分の考えと、全く同じ考えを
持っている他人というのは
この世の中に一人もいません。

ある程度、同じ考えを持っているとしても
究極的には、必ず異なる点があります。
これは、どんな場合でもそうです。

国レベル、一般社会レベル、
勤めている会社レベルでは
当たり前のことです。
冷静に考えればわかります。

ところが、身近なところになると
そう思えないことがありますね。

特に家族の場合がそうですね。
特に夫婦や兄弟の場合
考え方が似ていると思いがちです。

「このくらいのこと
わかってくれているだろう。」
そう思ってしまうわけですね。 “条件が同じなのにベストとワーストがある” の続きを読む

奥さんの助言、旦那さんの助言

あなたに奥さんがいるとして、
奥さんの助言というのは
いかがでしょうか?
気持ちよくすんなりと
受け入れられますか?

あなたに旦那さんがいるとして
旦那さんの助言というのは
いかがでしょうか?
気持ちよく、すんなりと
受け入れられますか?

もし、気持ちよく、すんなりと、
「ああ、ありがとう、
君の言う通りだ、助かったよ。」

「ああ、ありがとう、
あなたの言う通りね。助かったわ。」

と受け入れられるなら、
あなたは、本当に素晴らしいです。
賞賛の拍手を送りたいと思います。

なぜ、こんなことを言うかというと “奥さんの助言、旦那さんの助言” の続きを読む

「ああ、これは覚えておきたい」と思ったらどうするか?

ああ、いいことを聞いた。
このことは、ぜひ覚えておきたい。

そんな時に、どうしたら
忘れないで覚えておけるか?

いろいろな方法があると思います。
メモを取るというのは、
一番、基本なのかもしれません。

でも、メモを取っただけでは
おそらく、あっという間に、
忘れてしまいますよね。

どうしたら、覚えておけるでしょうか? “「ああ、これは覚えておきたい」と思ったらどうするか?” の続きを読む

「苦労は買ってでもせよ」って本当に?

「苦労は買ってでもせよ」
という古い格言があります。
今の若い方はご存じないかもしれません。

私が若かったころに、
その時の私の親の世代の人で
こういうことを言われていた方々が
けっこう多かったように思います。

「人生、生きていくなら、
苦労は買ってでもすること
そうすることで立派な人間になれる」
という意味合いだったと思います。

小さいころ、初めてこの言葉を
聞いた時に、
「そうか、そうやって、人は
成長していくものなんだな」
と感心したことを覚えています。

逆に、
「何の苦労もなく育つというのは
あまり、良くないことなのかな?」
と、苦労をしないことへの
罪悪感のようなものを、
何となくですが、
感じていたように思います。

ただ、そうは感じながらも、
この言葉には、今では、
ちょっと違和感があるんですね。 “「苦労は買ってでもせよ」って本当に?” の続きを読む

エントロピー増大の法則にあらがう

「エントロピー増大の法則」
というのを、聞いたことはありますか?
たぶん、高校くらいの
物理か、化学で習ったと思います。

自然界というのは、常に
乱雑で、無秩序な状態に向かって
進んでいくということです。

ちなみに、「エントロピー」という
学術用語については、
もっと、厳密な定義になると、
「熱力学の第2法則」とか、
数式で証明されるものらしいです。

ただ、私には、
そこまでの理解はありません。

それよりもむしろ、
自分が、自然に感じることとして、
「エントロピー増大の法則」
つまり、秩序ある状態が、何もしなければ、
無秩序な方向に進んでいくというのは
常に成り立っているなあと感じています。 “エントロピー増大の法則にあらがう” の続きを読む

忙しいことのメリット

高校時代に、中間試験の前とか、
期末試験の前になると、
部活動が、お休みになりましたね。
「試験前には、部活をしないで、勉強しろよ。」
という意味での部活の休止期間です。

ところがです。
私の場合、その部活の休止期間になると
試験の勉強はしませんでした。
というより、出来ませんでした。

では何をしていたかというと
部活をしているときには、
時間がなくて見られなかった
テレビをみるとか、漫画を読むとか、
そんなことをしてしまってたんです。

当時は、剣道部に所属していたのですが、
いつもは、放課後の部活動が忙しくて
クタクタになって帰ってきてました。

その時には、
身体が疲れていたし。
十分な時間もありませんでした。
理想は文武両道とはいうものの、
現実はなかなかそうはいきませんでした。 “忙しいことのメリット” の続きを読む

評価されにくい仕事

以前、プロ野球の選手の話で
こういう話を聞いたことがあります。

およそ、プロスポーツでは、
野球に限りませんが、
見た目が派手なプレーをする選手が
もてはやされる傾向にあります。

なぜかというと、
一般大衆、つまりは、
お客さんに喜ばれるのは、
お客さんにとって、
とてもわかりやすい、
華麗なパフォーマンスだからです。

たとえば、プロ野球の三塁手で言えば、
三塁線のラインぎりぎりのライナーに
横っ飛びで飛びついて見事に捕球する。

こういうプレーは見ている観客からすると
「運動神経が素晴らしい。さすがプロだ!」
ということで、大喝采を受けますね。

でも、本当のプロの目から見れば
そういう派手なパフォーマンスは
しないけれど、もっと素晴らしい能力を
もっている選手は存在するという
ことなんです。

それはどういう選手か?
想像できますか? “評価されにくい仕事” の続きを読む

歴史を知ると理解ができる

どうして、こんなことをするのかな?
どうして、そんなふうに考えるのかな?
どうして、こうしないのかな?

自分以外の人を見た時に
誰でも考えてしまうことですよね。

どうして?
なんで?
おかしいんじゃない?

そんなことを思うことはありませんか?
わたしなどは、これまでの人生
そんなことの連続でしたね。 “歴史を知ると理解ができる” の続きを読む

「間(ま)」という特別な時間

私が住んでいる
大阪府の南部地域では
毎年、だんじり祭りが行われます。
とっても勇壮なお祭りです。

以前なら、実際に現場にいかないと
お祭りというものを
見ることは出来なかったですね。

でも、今はyoutubeのライブ配信で
全国どこからでも、
見られるようになりました。

とはいえ、もちろん、
生の迫力というのは、
実際に、現場でリアルで見ないと
伝わってきません。 “「間(ま)」という特別な時間” の続きを読む