おそらく、たぶん
まず出来ないことですが,
ぜひ、チャレンジした方が
よいと思うことがあります。
それは、何か?
それは,忙しくなる前に
忙しくならないようにするための
手をうつことです。
忙しくなる前に手を打つ
つまりは,忙しくならないために
どうしたらよいかを考えるということです。
ごくごく普通のお話です。
あなたは、出来ていますか?
もし、出来ているということなら
私は,あなたを称賛しますし,
大いに尊敬もします。
なぜかって,それくらい、
これは難しいことだからです。
言うのは簡単だけど実行は難しい,
そういうことの典型です。
言うのは簡単で実は難しい
「おそらく、来月から
仕事が忙しくなるだろう」
という予測があったとしても
ほとんどの人は,
「まあ、そこは
残業してがんばればいいか,
まあ、何とかなるでしょう。」
という具合に,
あまり真剣には考えないようです。
特に大企業の人には
そういう人が多いような気がします。
それってポジティブシンキング?
その人たちの言葉を借りれば
「いやいや、悪いことを考えるより
何でもポジティブに考えないと…。」
と言われることがあります。
(もちろん,みんながみんな
そうだということではありませんが…。)
でも、これは本来の意味での
ポジティブシンキングとは
ちょっと違うと思います。
本来のポジティブシンキングとは
十分な準備を整えた上で
言われることです。
そこまでしておけば,
変な心配は無用であり,
つまりネガティブではなく
ポジティブに考えようよ
ということです。
人事を尽くして天命を待つ
よく言われている
「人事を尽くして天命を待つ」
というような意味合いですよね。
で,このポジティブシンキングを
しようとするなら,
その準備の段階では
超ネガティブシンキング
でなければなりません。
超ネガティブシンキングの必要性
こういう問題が起きる可能性がある
その場合には、こう対応する。
別の問題が発生する可能性がある。
その場合には、こう対応する。
非常にまれかもしれないが、
こういうケースだって想定される,
その場合にはこう対応する。
こうやって、考えられるすべての
ネガティブなイベントについて
事細かに状況を想定して、
対応策を準備しておくことが重要です。
最悪の場合を想定して
最悪の事態になっても
切り抜けられるだけの
準備をしておくということです。
万全の体制で準備する
逆に言うと、これらの
万全の対策が出来ているからこそ
ポジティブに考えられるわけです。
何の準備もできていないのに
ポジティブに考えるなんていうのは
とんでもない無謀な発想です。
何とかなる?いえ,なりません。
最終的に、ポジティブになるためには
超ネガティブに準備をしておくこと。
そういうことです。
ただ,冒頭に記載したとおり
これこそ「言うは易く行うは難し」。
ほとんど誰も出来ていない
出来ている人の方が珍しい。
そんな感じですね。
でも、だからこそ
これが出来れば、周りの人が
あなたを見る目は変わります。
あいつはすごい奴だ!
「あいつはすごい奴だ!
事前に問題を察知して回避できる。
なかなかのもんだね。」
という評価が得られるってことです。
とても難しいことですが,
一度,取り組んでみるのも
いいんじゃないかと思います。
ムッシュスカラー
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