時間をブロックする
そういう言い方を
聞いたことがありますか?
時間管理が上手な人は
そんな言葉を使わなくても
普通にやっている方法です。
もっと簡単にいうと
時間割ですね。
小学校、中学校、高校にも
ありましたね。あの時間割です。
時間のブロックとは時間割のことです
月曜日の1時間目は国語、
2時間目は算数、
火曜日の1時間目は理科、
2時間目は体育、って
あれですね
学生の時は、こうやって
毎日、毎日、
時間割を決めて、その時は、
他のことはしないで、
その事だけをやる。
そうしていましたよね。
これが、時間をブロックする
ということです。
ものすごくシンプルなお話です。
ところが、社会人になって
会社で、働き出すと
案外、これが、出来ないんですね。
社会人になると案外難しい
というか、新人のころは、
新人研修も含めて
やるべき事は、すべて指示されるので
学生時代とあまり変わりません。
なので、まだ、いいんです。
ある程度、仕事に慣れて
自分の裁量で仕事が出来るように
なってからが問題です。
この日の何時から何時まではこれをやる。
それ以外の事は、やらない。
そうやって仕事を進めていける人は
案外、少ないです。
もちろん、急に上司から、
緊急の案件の対応を依頼されて、
そちらを先にやる事もあるでしょう。
そういうのは、しかたありません。
ただ、それ以外の、
自分がコントロール出来る時間を、
自分の思い通りに使えているか?
そこが大切なポイントですね。
自分の自由になる時間を上手に使えているか
学生時代のように、
分刻みで、予定を立てて、
その計画に忠実に実行していけば、
確実に仕事は、前に進んでいきます。
言われてみたら、当たり前のことです。
でも、現実には、実行出来ている人は、
本当に少ないですよね。
とくに会社という組織においては
これを実行するには、
かなりの強い意思が必要になります。
学生時代のように、
誰かが、自分の時間割を
作ってくれるわけではありません。
また、学生時代の先生方のように
あなたの時間割を守れるように
積極的に協力してくれるわけでもありません。
実行するための2つの方法
自分の時間割を作って
そのとおりに実行するためには、
以下の二つの方法があります。
1.時間割どおりにすすめさせてほしい
とまわりの関係者に協力を求める
2.まわりのことなど気にしないで、
マイペースで、どんどんやっていく
おそらくは、このどちらかでしょうか?
いずれの場合であっても、
「ノー」と言える事が必須ですね。
「この時間は、既に予定があります。
なので、それはお受けできません。」
とはっきり言えないといけません。
「ノー」と言えることが必須
それが出来ないと、
時間のブロックというのは、
絵に描いた餅で、
実現は難しいということになります。
社会人になって難しいのは、
人間関係ですよね。
まわりに気を使いながらも、
自分の時間を、しっかりと確保すること、
これが思っている以上に難しいです。
社内には、時間泥棒が、
あっちにもこっちにもいます。
しかも、自分が、時間泥棒であることを
全く認識していない人が多いです。
それが先輩や上司なら
本当に目も当てられません。
それが、会社というか
大きな組織の悩みの種です。
時間泥棒がたくさんいても
何とか仕事が回っていくからですね。
(もちろん効率は悪いのですが…)
おそらく、どこの会社も、
似たり寄ったりではないかと思います。
時間泥棒に注意!
小さな会社でそんなことをしていたら
あっという間に潰れてしまうでしょうね。
自分自身も、知らない間に
他の人の時間を奪っていないか、
気を付けていかないといけません。
でも、実際には、おそらく
自分自身も、誰かの時間泥棒に
なってしまっていると思います。
反省です。
ともあれ、時間というのは、
人生で、最も貴重な資産です。
お金よりも大切です。
自分の貴重な時間を
しっかりとブロックして、
時間を大切にして生きていきたいものです。
ムッシュスカラー
PS:「ちょっといいですか?」と言われて、
ちょっとで終わった試しがないですね。
これもよくある時間泥棒です。
でも、自分もやってしまうことがあります。
反省です。