真実は一つ…ではないのかも

年を重ねれば重ねるほど
思うことがあります。
それはどんなことかというと
「真実はひとつ…ではないのかも」
ということです。

もちろん、合理的に考えれば
真実というのはひとつだけ
というのがあたりまえです。

一方で、事実という言葉があります。
この言葉は物理的な客観的な事象
とでも言うのでしょうか、
数値などのデータが代表的なものですね。

その「事実」に対して、
「真実」というのはニュアンスが違います。 “真実は一つ…ではないのかも” の続きを読む

インプットがあってこそアウトプットがある

アウトプットというのは
たとえば、このブログもそうですが
日常の中で何か思うことがあって、
「じゃあ、これを書こう」
「これをアウトプットしよう」
ということで書いています。

もし毎日の日常の中で、
何も思うことがなければ
このような文章は書けません。
つまりアウトプットは出来ないわけです。

一日中、何も思うことがない、
まったく考えることもない、
もし、そんな状態になったら
文章というのは
書けなくなるのでしょうね。

そのように、人が何かを思う、
日常の中で、何かを考える、
だからこそ文章が書ける、
そして、そのきっかけになるのは
やはり外部からの刺激です。 “インプットがあってこそアウトプットがある” の続きを読む

理想と現実の乖離をどう考えるか

理想と現実の乖離
誰でも考えたことがある問題だと思います。

理想を徹底的に求めて、
とにかく理想に現実を
合わせようとする考え方
それが、理想主義です。

逆に、理想はどうあれ、
現実はこうなっている
だから、まずは、現実を見て、
そこに対応していくことが第一である。
これが、現実主義ですね。

これらの考え方は両極端の考え方です。
実際には、あなたの頭の中には、
この二つの考え方が共存していると思います。
というか、共存しているのが健全だと思います。 “理想と現実の乖離をどう考えるか” の続きを読む

子供にお金は残さない

子供にお金を残すのは
あんまりよろしくないね。
若いころに先輩に言われたことがあります。
その時には、なぜそうなのか?
あまりよくわかりませんでした。

当時、自分の親の世代というのは
子供のために、たとえば、
「土地付きの家を残す」
「ある程度のお金を残す」
そういうのが一般的だったのかなと思います。

私の親の世代というのは、
戦中、戦後の厳しい時代を
何とか生き残ってきた世代です。

家を空襲で焼かれて
コメが無いのでイモを食べながら
何もないところから、
生活を始めたような世代ですね。

とにかく、自分達が苦労した分、
子供達には、苦労をさせないように
残せるものは残してやりたい、
そういう気持ちは少なからず
私の親の世代の人たちには
あったのではないかと思います。

ただ、だからといって、
「子供達にお金を残す、財産を残す
それは、あまりよろしくない」
というのが、冒頭の先輩の
言葉なんですね。 “子供にお金は残さない” の続きを読む

自分を立て直す方法

ずっと絶好調だったのに、
わけがわからないうちに
絶不調になってしまった。

そんな経験、あなたには
ありませんか?

そんなときに、どうやって
自分を立て直していくか?
あなたは、どのようにしていますか?

自分を立て直す方法というのは、
100人いれば100通りあるんでしょうね。

たとえば、よく言われることとして、
何が悪かったのかを追及して
とにかく悪かったところを
改善していくという方法があります。

ほかにも、とにかく、
ひたすら行動量を上げる。
行動量を上げていけば何とかなる。
これも、一つの方法です。
たしかに、行動量が小さいことが
不調の原因かもしれませんね。

これ以外にも、
自分を立て直す方法というのは
いろいろとあると思います。

その中で、案外、見逃されがちですが、
けっこう有用だと思っている方法があります。

何となく後ろ向きのように見えますが、
個人的には、理にかなった
優れた方法だと思っています。 “自分を立て直す方法” の続きを読む

なるようにしかならないけれど…

最近は、政治の話が、
テレビでも、ネットでも、
さかんに発信されていますね。
今は、時代の大きな転換点
と言える時のようです。

世の中で、いろいろな問題が
それも比較的身近なところで
しかも、私たちの目に見える形で、
どんどん知られるようになっています。

で、様々な問題に身近に触れて、
その問題の原因は何かと考えた時に
「政治」というキーワードが出てきた
そんな感じでしょうか?

結果的に、これまで、政治なんて
ほとんど考えたことがないという人でも、
自分自身の生活に関わってくる話なので、
嫌でも政治に関心を持たざるを得ない、
そんな感じになっているのかもしれませんね。

それくらい現実の生活が
厳しくなってきているというのが
偽らざる実感でしょうか。

私も会社員時代に比べれば、
多少は政治について
興味を持つようになりました。
でも、このブログで、
今の政治がどうのこうのということを
書くつもりはありません。

ただ、最近の政治の動きを見ていると
「ああ、これって、自分の身の回りでも
同じようなことはあるなあ…」
なんて思うことがよくあります。 “なるようにしかならないけれど…” の続きを読む

一番信用できないのは自分だよ

「一番信用できないのは自分だよ」
この言葉は、私が20代の頃に、
尊敬していた先輩から聞いた言葉です。

「一番信用できないのが自分だなんて、
他の人よりも、自分が信用できないの?」
って、思うかもしれませんね。

確かに、自分以外の他人については
100%の信用はおけません。
自分の思うとおりになるということは
ほとんどありませんよね。

なので、最初から、そのつもり
つまり、100%信用はしない、
そういうつもりで、考えています。

何かを任せる場合でも
100%は無理かもしれないな
ということをある程度踏まえたうえで、
状況に対応していると思います。 “一番信用できないのは自分だよ” の続きを読む

がんばりと無理の違いは?

「がんばりと無理の違いは?」
高校生から大学生になるころに
よく考えていた問題でした。

あなたなら、どう答えますか?

「がんばりというのは、こういうことです。
無理というのは、こういうことです。
違いは、こういうことです。」

というような明確な回答をお持ちですか?
もし、明確な回答をお持ちなのであれば
あなたは、すばらしい人だと思います。

この問題については、前にも、
このブログで書いたかもしれません。
大学生のころに、ある友人が、
尊敬する先生に、尋ねたことがあるんです。
ちょうど、私も、その場にいました。

私自身も、とても興味がある問題だったので
その先生がどう回答されるのか
興味津々で、耳を澄ませていました。 “がんばりと無理の違いは?” の続きを読む

わかりやすさのメリット、デメリット

「わかりやすい」というのは
とても大切なことです。
特に、人に何かを伝えたいという場合
「わかりやすさ」というのは、
まず第一で、優先されることだと思います。

ただ、一方で、この「わかりやすさ」
というのは、常にリスクも含んでいます。

「わかりやすさ」を追求するあまり、
その中に含んでいる大きなリスクを、
知らない間に、あるいは意図的に
無視していることがあり得るからですね。

最近、よくネットで目にする
いわゆる「切り抜き」動画は
その典型的なものでしょうか?

たとえば、長い演説のごく一部を
数秒だけ切り取って動画としてアップする。
よくあるパターンです。 “わかりやすさのメリット、デメリット” の続きを読む

自然への畏敬の念

日本人の精神の
ひとつの大きな特徴として
自然に対しての畏敬の念というのが
あるそうです。

あるそうです、と書いたのは
自分自身、若い時には、
そこまで考えたことが
なかったからです。

でも、考えたことはなくても
ごく自然に感じていたことではありました。
自然への畏敬の念という話を聞いて
なるほど、そうだったのか
と思ったわけです。

この社会は人と人との
人間関係で成り立っています。
なので、人に対する感謝というのは
人生を幸せに生きていくための、
必須の条件だと思います。

ただ、さらに、それ以前の
前提として、もっと大事なもの、
大切にしなければならないものがある、
それが、自然に対する気持ち、
自然に対する畏敬の念だという話です。 “自然への畏敬の念” の続きを読む