挑戦と安心

何かに挑戦するというのは
とても素晴らしいことですし
世間的にもかっこいいことです。

挑戦者という人に
世間の人は,拍手を送ります。

でも,一方で,自分が自ら
挑戦者になることはどうでしょうか?
そうなると,尻込みしてしまう人が
ほとんどではないでしょうか?

挑戦を見るのは好きだが挑戦するのは嫌い

挑戦するということは,
成功は約束されていない
ということです。

成功が約束されている場合には
挑戦という言葉はあたりません。
単なる作業という感じですね。

成功するかどうかわからない
成功の確率が低いからこそ
挑戦という言葉があるわけです。

成功が約束されていないから挑戦という

こういうことって
日常のあなたの仕事にも
いえ,仕事ではなくて
家庭の普通のことにも
あてはまるのではないでしょうか?

ほとんどの人は,
無意識に,今まで通りを選択します。
なぜかって,それが安心だからです。
これは生物の本能ともいえる行動だそうです。
今までと違うことは危険だからですね。
危険を回避するのは当然の本能です。

今までと同じようにしていれば
少なくとも,大きな変化にはみまわれない。
だから,無難である,つまり安心だ,
そういう理屈です。

一方で,挑戦というのは
これまで,出来なかったことに
挑むことですね。
つまり,それは安心ではありません。

挑戦というのは安心とは真逆

うまくいかない確率も相当に高い。
もちろん,挑戦の度合いによって
その確率は,60%であったり,
90%であったりします。
程度はいろいろです。

ただ,一つ確実なのは,
これまでにやってきたことを
繰り返す場合にくらべると
明らかに多くのリスクを
伴うということです。

なので,言葉の響きとして
とってもいい感じがする
挑戦という言葉ですが,
実行する人は,かなりの
向こう見ずである必要があります。

人気のある言葉で言えば
失敗を恐れない心,
つまり勇気が必要ですね。

「向こう見ず」と「勇気」はほぼ同じかな…

この向こう見ずな性格,
失敗を恐れない心,つまり勇気,
これが新しいことを成し遂げるうえでは
とっても重要なことなのでしょうね。

これまでどおりのことを
いくら頑張って精度を上げても
びっくりするような
大きな進歩は望めません。

これまでの経験を超えて
新しい世界に到達するためには
安心の世界から
一歩踏み出す勇気が必要ですね。

当たり前の話なのですが
自分自身,ついつい
忘れてしまうことなので
今日は,あらためて書いてみました。

あなたは,挑戦者ですか?
それとも,
無難を愛する普通の人ですか?

 

ムッシュスカラー

 

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