
人が成長するためには
まず友人を変えること
少し厳しめの人生の先生は
こういうことを言いますね。
その人の最も親しい
5人の友人をみれば
その人の将来がわかる。
そういうことも聞いたことがあります。
それくらい友人というのは
その人を明確に映し出す
鏡のようなものなのでしょうね。
友人はあなたを映し出す鏡です
結構,耳に痛い話です。
友人を出してこられると
ちょっとつらいですよね。
で,最近,いろんな人の話を聞いていると
友達をひとりも失いたくないからとか
友達を全員大切にしたいからとか
みんな一生友達でいたいからとか
そういう理由で
新しい環境に入っていかない
あるいは入っていけない
という話によく遭遇します。
でも,これって,
その人にとって,
あるいはその友人にとって
プラスのことなんでしょうか?
何年たっても友人が変わらない?
1年たっても,2年たっても
3年たっても,4年たっても
新しい友達は増えず
自分の友達が,4年前と
全然変わらない。
それは,時が止まっているのと
同じことですよね。
言い換えれば
全く成長していない,
そういうことです。
人というのは,成長すれば,
出会う人も変わるし
話が合う人も変わってきますから
必然的に友人は変わります。
友人が,どんどん変わっていくのは
急速に成長する人の特徴です。
そして,そういう人は
多かれ少なかれ,一時的には
孤独感を味わうことがありますね。
そういう孤独感に耐えられないから
ひとりの友達も失いたくないから
だから,成長したくない。
友達を失いたくないから成長したくない?
そういう人が思いのほか
多いのかなと最近は思います。
「孤独」という言葉は
どうしてもマイナスのイメージがありますが
成長していくために,
今いる安心できる環境から
外に向かって一歩踏み出すという場合
これまでの仲間からは
当然離れるわけですから
必ず「孤独感」を
味わうことになります。
しかし,この「孤独感」の先には
もっと素晴らしい友人が
待っているのですね。
今よりももっとすばらしい仲間が
すぐにできるようになります。
だから,本当の孤独ではありません。
成長するときの孤独感は問題にはならない
根本的に,人が嫌い,人を避ける
ということではなくて
より素敵な人が好き,
ただそれだけのことですから,
本当の意味の孤独とは違います。
成長する過程での孤独感は
全く問題はありません。
もちろん,最もうれしいのは
常に成長し続ける自分と
同じくらいのスピードで
常に成長し続ける友人たちがいて
仲間が変わらないのに
成長を続けられることです。
ただ現実問題としては
これはなかなか難しい。
20:80のなかの上位20だけに
常にすべての友人が入るということは
なかなか現実には難しいです。
なにしろ,自分自身が
上位20%で居続けること自体が
これがかなり難しいですね。
成長したいなら友人が変わることを受け入れる
いずれにしても,成長したいなら
現在の友人がいなくなることに
また,現在の友人たちと縁が切れることに
罪悪感を感じてはいけません。
友人というのは,自分の成長とともに
どんどん入れ替わるものです。
ずっと同じ友人しかいないというなら
それはあながた成長していないということです。
その場合,厳しい先生はおっしゃいますよ。
「まず友人を変えることから始めること!」
でも,これは,普通の人(私も含めて)には
まずできません。
やっぱり,一生懸命頑張って
自然と友人が変わるという方がおすすめです。
友人を変えるのではなく,自然に友人が変わる。
こっちのほうが気楽です。
いずれにしても,成長すること
それにつきますね。
ムッシュスカラー
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>もちろん,最もうれしいのは
>常に成長し続ける自分と
>同じくらいのスピードで
>常に成長し続ける友人たちがいて
>仲間が変わらないのに
>成長を続けられることです。
こんな人が周りにいてくれたら、どんなにいいかと思ってしまいますね。今はまだいませんが、人脈が広がっていけば、出会いが巡ってくるのではないかなと思います。