なぜを5回繰り返す

公園の銀杏

「どうもうまくいかないんですよ。」
「そうですか?それはなぜ?」
「なぜって,それは会社が悪いからですよ。」
「なるほど,それはなぜ?」
「なぜって,それは,会社のあの人が悪いからですよ。」
「なるほど,それはなぜ?」
「なぜって,それはあの人が…。」

という感じで
「なぜ?」ということを
繰り返していくと
だんだんと問題の
本質に近づいていきます。

なぜ?を繰り返していく

冒頭の例だと,
会社が悪いというより
ある人との人間関係が
問題になっているような感じですよね。
そういうものをまとめて
「会社が悪い」と感じています。

有名なトヨタ自動車の
「改善」でも,「なぜ?」
何回も繰り返していくそうです。
で,5回か6回くらい繰り返すと
たいていは,問題の本質が
わかってくるそうですね。

これはたいていのことに
そのまま利用できる
とってもシンプルな
問題特定の方法です。

シンプルな問題特定方法です

でも,いざ,自分のこととなると
なかなかそう簡単には
いかないですよね。

そもそも「なぜ?」という
問いかけさえもしないことが
ほとんどではないでしょうか?

「ああ,うまくいかないなあ。
ああ,いやだいやだ。」

これで終わっていないでしょうか?

「ああ,うまくいかないなあ?
なぜなんだろうなあ?」

というように,自分で
自分に対して,
問いかけをしているでしょうか?
自分で自分に対して
そういう問いかけをしている人は
成長していける人です。

自分で自分に問いかけをする人は少ない

ただ,なかなかできないので
いわゆる「コーチ」をつけて
自分のことを客観的に見てもらう
そして,自分が気づかない問題点について
「なぜ?」という問いかけをしてもらって,
それで改善をしていくわけです。

私の場合にも,そのようなコーチがいます。
(私の場合は,お師匠さんという感じですが)

ただ,時間と場所の関係で
今は,ほとんど利用させて
いただくことがありません。

なので,基本的に,
自分で自分をコーチする
セルフコーチングになっています。

セルフコーチング

もちろん,セルフコーチングというのは
本当にコーチングになっているか
確認するすべがないので
一般的にはあまりすすめられていませんね。

ただ,コーチのところに出向く
あるいはコーチに来てもらう
そのような時間が物理的に
取れない環境にある人は
本や,通信教育のような教材を利用して,
自分で自分をコーチしていくしかありません。

自分で自分をみるとなると
どうしても我流になりがちですが
それでも,何もしないよりは
ずっとましですよね。

本や教材を利用して
できるだけ,自分の感情に
振り回されないように
できるだけ客観的な目で
セルフコーチングをやっていけば
それほど,大きくずれることは
ないのではないかと思います。

感情に流されないで客観的にやる

あとは,問題点の改善について
実際に行動してみて,
それが利用できるかどうか
試していくということを
繰り返していくということです。

私自身は,現在,
それをやっています。

ただ,この
「なぜ?を5回繰り返す」
ということは,まだまだ自分の
習慣にはなりきっていません。
なので,少なくとも
これから2週間程度は
これに集中してやっていこうと
思っています。

2週間続けることができれば
その人の習慣になっていくと
最近の研究では言われているそうです。
試してみたいと思います。

・・・・・・

仕事でも,なんでも,
何かをやっていく時に
コーチというのはやっぱり必要ですね。
コーチを,誰か別の人にお願いできれば
それが,おそらくベストです。

でも,もし,いないなら,
自分で自分をコーチしていく,
セルフコーチング
それがおすすめになりますね。

良いコーチが必要ですね

あなたには良いコーチは
いらっしゃいますか?

ということで,
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

ムッシュスカラー

 

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