「雨の日は気が滅入るよね。」
たいていの人はそう言いますが
みんながみんなそうではありません。
雨がしとしと降っていても
「ああ、恵みの雨だ!」と
よろこぶ人もいます。
多くはないかもしれませんが
普通の人とは違ったことを感じる人
というのは必ずいますよね。
でも、最近では,
世間一般の人が感じるのと
同じように感じないと
「あなたはおかしい」
と批判されるような
おかしな雰囲気があります。
世間と同じように感じないとおかしい?
最近では,SNSで,
簡単にネットでつぶやけること,
そして,それが瞬時に共有できます。
そうなると,多くの人は
自分と同じ意見の人を無意識に
探してつながろうとする,
そんな傾向があるようです。
そして,同じ意見の人が多いと
自分が認められたと感じて,大きく喜ぶ,
実際に会ったことがなくても
何となく連帯感を感じてしまう,
そんな感じでしょうか?
ネットで強い連帯感を持つ?
逆に
「雨の日には元気がでますよね。」
などと言うと
「あなたはすこしおかしい」
なんて,ネット上では
平気で批判されてしまう,
そんなことを耳にすることが
増えてきたような気がします。
少しでも,人と違ったことを言うと
SNSでは炎上してしまうんでしょうね。
こわいなあと思うのは,私だけでしょうか?
こわいなあと思います
そんな最近の風潮ではあるのですが,
昔から,大きな成果をあげている人は,
普通の人から見ると、たいていは
「あの人はおかしい」
と言われている人のようです。
でも、これは少し考えれば
とてもあたりまえのことです。
みんなと同じということは
世間一般と同じということです。
考え方,意見が世間一般と同じなら
その人がやることも,
世間一般の人がやることと同じです。
つまりは,普通のことしかやりません。
みんなと同じなら普通です
普通のことしかやらない人は
当然、普通の成果しか出しません。
そういうことになります。
あたりまえと言えば
本当にあたりまえのことです。
人よりも,上にいきたければ
他の人よりも努力すること
大昔から言われている教訓ですね。
それを言い換えただけにすぎません。
普通の発想では,
「人よりも努力する」
というと
「ひとが1時間働くなら,自分は2時間働く」
というように努力する量を人より
増やそうとします。
たいていは努力する量をふやそうとする
若い頃の私もそうでした。
というか,それしか知りませんでした。
なので、睡眠時間を削って
人よりもいっぱい働く
そればっかりやってました。
でも、人よりも努力するというのは
ひとよりもたくさん働く
ということだけではありません。
人とは全然違うやり方をやる
それも立派な努力のあり方です。
そのやり方で1時間働けば、
世間の普通の人の1日分の仕事が出来る
そういう働き方ができれば
それは、ものすごいことです。
1時間で1日分の仕事を出来るか?
そして、何度も言いますが
そういうことをやり始めると
かならず回りからは
「あの人はおかしい」
と言われるわけです。
で,本当にそんな方法ができてしまうと
「あいつがいたら困る,あいつをつぶせ」
なんていうような物騒な話も
出てくることがあるわけです。
新しい方法が素晴らしければ
素晴らしいほど,そうなりがちです。
そんな新しいやり方がでてくると、
困る人がたくさんでてくるからですね。
「困る人」というのは,
これまで当たり前とされていたやり方で
生活していた人たちですね。
大きな成果を上げる人はタフです。
なので、この世の中で
大きな成果をあげている人
というのは、ものすごくタフな人です。
「あいつはおかしい」と
人からはいわれ、
「あいつをつぶせ」
という圧力に屈しない人達です。
あるいは,その圧力を,
たくみに,上手に,
受け流す人たちです。
そういう観点から,
この世界を見ると、
世界の見方,人の見方が
変わるかもしれません。
そのような,圧力,抵抗に関しては,
やはりバランス感覚を磨いて
上手に乗り切っていく必要があります。
バランス感覚を磨いて乗り切る
All or Nothing,100かゼロか,
ではなく
ちょうど,よい加減,良いバランスを
さぐりながら進めていくことがいいですね。
やっぱりバランス感覚が大事です。
あなたは,普通の人ですか?
それとも,おかしい人ですか?
ムッシュスカラー
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