あなたのうしろに
あなたの生徒がいて
あなたのすることを見ている
そう思って、毎日の行動を
やっていくと、少しは行動に
メリハリというものがでてきますよ。
これは、ある研修会で、
「どのように人に教えていくか?」
そのことについての講義の中で
講師のかたが言われていたことです。
あなたはどう思われますか?
私の場合は、出来るだけ
人に見られたくない、人の視線からは
まったく自由でありたい、
もともとそんな人間ですので、
「これはけっこうつらいなあ」と思いました。
でも、逆に、
「自分の生徒から見られている」
そう思って行動することは
とっても窮屈な感じはするけれど
かなりの良い効果がありそうだ
直感的には、そう思いました。
人から見られているというのは
それはかなりのプレッシャーです。
仕事でも、趣味でも、すべて同じですよね。
仕事で、上司がじっと見ている中で
業務をこなしていくというのは
かなりのプレッシャーです。
趣味の世界においても、
自分が先生と思う人の目の前で
自分のやっていることを見てもらう
これもかなり勇気のいることですね。
でも、そうすることで
上達するスピードは確実に上がっていきます。
まあ、なかなかそこまで上司や先生は
つきあってはくれませんけどね。
でも、これは、
上司や先生といわれる立場の人でも
結局は同じことです。
自分が教える人達の見ている前で、
その人たちに自分が教えていることを
しっかりとやってみせる、
これはやはりプレッシャーには違いありません。
簡単なことならまだしも、
先生と言われる人でも
成功をし続けるのが難しいような
難易度の高い仕事の場合には
特にそうですね。
しかも、自分が教えていることと
違ったことをしてしまうと
それだけで信用はガタ落ちになってしまいます。
「なあんだ、偉そうに言ってるけど、
自分も出来ていないじゃん、ダメじゃん。」
そうやって信用を落としているケース、
そんなことは、今の世の中、
本当に山のようにあります。
「健康のためには、禁煙ですよ」
そういっている人がたばこをやめられなかったり
「時間管理が大切ですよ」
そういっている人が長時間業務が普通だったり
「人を育てるには、褒めないとね」
そういっている人が、他人の批判ばかりしていたり、
いくらでも出てきますね。
人に教えるためには、
やっぱり、やっていることと
言っていることが一致しないといけません。
そのためには、常に、
人から見られていることを意識する
それは、とっても良い方法でしょうね。
教える立場なら、自分が教えていることと
自分自身の日常の行動が不一致にならないように
意識して過ごしていくということですね。
とはいえ、この条件をクリアーするのは
実際にはかなり難しいですよね。
私自身、このブログで
いろいろと書いていること、
それを本当に実行できているかどうか
これはかなり怪しいです。
自信はありません。
でも、こうやって、書くことで
自分の行動を意識することはできます。
自分の行動を見直すこともできます。
いつ人から見られても大丈夫、
そういう行動を日常的に取れるように
取り組んでいるところです。
ムッシュスカラー