続けることは大切でしょうか？
もちろん大切です。
でも，本当は，続けることより
やめることの方が
もっと大切なんだそうです。
意識して続けることが，
完璧に身に付けば
それは「習慣」になります。
続けることが習慣になります
習慣になってしまえば，
「続ける」ということを
特別に意識しなくても
自然に出来るようになります。
これは行動でもそうですし
考え方でもそうです。
私の場合，こうやって
ブログを書くのも
一つの習慣になりつつあります。
しかも，朝いちばんで，
会社に出社する前に
行きつけのカフェで書く
と決めています。
朝一にカフェで書くと決めている
こういうことを続けていると，
毎朝，歩きながらでも
知らず知らずのうちに
「今日はどんなことを書こうか？」
そういうことを自然と考えるようになります。
また，朝でなくとも，
日常の仕事，生活でも
「これは，面白いな，
これは新しい発見だな
みんなに教えてあげたいな。」
というようなことがあると
気に留めるようになります。
毎日の生活の中で
それまでになかった観点が
自然と増えていくことになります。
習慣になればストレスなしに
自然に出来るようになります。
習慣になればストレスフリー
逆に，習慣になったものを
やめるというのは，
けっこう難しかったりします。
やめるという行動自体は，
それほど難しくないのですが
やめると決断するのが難しいです。
たとえば，これまで
習慣となっていたルーティンや
やることが当たり前になっていた仕事を
「今日でやめる！」
それを決断するのは
予想以上に難しいですね。
これをやめたらどうなるか？
あの人も，この人も，困るんじゃないか？
やめた場合には，
この方法でカバーできるんじゃないか？
でも，やっぱりやめない方が
いいんじゃないか？
いろいろと考えてしまいます
いやいやながら，
しかたなく続けているなら別ですが，
好きで続けているようなことであれば，
始める時よりも，やめる時の方が
数段，難しいというのは本当です。
でも，本来，
何か一つ新しいことを始めるなら
何か一つ今までやっていたことを
やめないといけません。
もちろん，これまでやっていたことに
単純に一つ上乗せするという方法が
ないではありません。
でも，それは，これまで
やってきたことを
これまでの倍のスピードで
こなしていくような
ものすごい改善が必要です。
言うのは簡単ですが
なかなか難しいですよね。
こういう，従来の仕事の効率化
いわゆる生産性の向上は
もちろん考えないといけません。
ただ，やはり，基本は，
一つ始めるなら，一つやめる
そういうことになると思います。
一つ始めるなら一つやめる
その決断がなにより大事です。
「決断」というのは
文字通り，「決めて絶つ」です。
決めて，やめるということですね。
自分を変えるということをするためには
自分の習慣を変えないといけません。
習慣を変えたいと思えば
好きだったことをやめて
嫌だったことを習慣にする
そんなふうに，ひとつずつ
自分の考え方，行動を見直して
調整していくことが必要です。
そして，その調整のための
具体的な方法，知識というものは
どこかから仕入れてこなければなりません。
自分の中にある場合は少ないです。
自分以外から仕入れる
それが，書物であったり
人生の師であったり，仕事の先輩であったり
同業他社のライバルだったり
いろいろなケースがあるわけです。
で，一つ確実に言えるのは，
「今の自分のままでいい」
という人は，あたりまえですが，
それ以上成長はしないということですね。
よく，
「これからもずっと
今のあなたのままでいてください」
というような愛情表現？を
される場合があります。
これが，ずっと成長し続ける
あなたのままでいてください。
それであれば，
とっても素晴らしい言葉です。
今のままでよいわけはない
しかし，今のあなたのままで
成長しないでいてください
という言葉なら，それは
あんまり良い言葉とは言えないんじゃないか，
私はそう思います。
何か，人を元気づける時に
「いや，そのままでいいから」
という言葉は時として必要かもしれませんが
「これから，変わっていこう」
そういう言葉の方が，より現実的かなと思います。
ということで，
今日は，自分を変えることについて
いろいろと思うことを書いてみました。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ムッシュスカラー
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