決断は決めて絶つ

 

ビルの谷間からの空
ビルの谷間からの空です。ちょっと雲が多かったですね。

「決断する」って
よく使う言葉ですよね。
単に「決める。」と
いう言葉よりも,
何か,重みがありますね。

この「決断」というのは
その漢字通り,
「決めて,断つ。」
ということですね。

つまり,決める,以外に
「断つ」すなわち,「やめる」
という意味合いが含まれています。

社会人でも学生でも
そうかもしれませんが
この「断つ」,「やめる」と
いうことが案外難しいですね。

やめるというのは難しいことです

まあ,学生時代には
そもそも,何年も
毎日続けるようなことが
比較的少なかったので
あまり,実感がありませんでした。

しかし,社会人になって
仕事として,毎日同じようなことを
えんえんと何年も続けるようになって
それで給料をもらえるようになると
同じことを続けることが
一番安心できることになります。

会社勤めの人にとっては
そうやって同じことを
何年も繰り返すことで
一定の給料をもらえて
安定した生活ができること。

それが何よりも一番の
安心感につながりますね。

同じことを繰り返すことが安心感になる

ただ,その安定の基盤になる会社が
何かの都合で,リストラや
会社そのものの倒産,
そこまでいかなくても
出向や早期退職など

今の時代,少し前までの
終身雇用というのは
どんどんと過去のものに
なりつつあります。

会社側としても
終身雇用にしたくても
出来ない環境になってきている
そんな感じですね。

そうしたときに
この「決断」すなわち
「決めて,やめる。」
あるいは
「やめることを決める。」
これはとっても重要になってきますね。

決めて,やめるのはとっても重要

安定した環境から,
不安定な環境に踏み出すということは
今までのルーティンをやめるということで,
ふつうの人なら,おそらく誰でも
かなりの抵抗があります。

これまで,毎日,毎年
ほとんど,無意識にやり続けてきたことを
いきなり,やめて,
今日から,新しいことを始める
そういうことです。

けっこう,重い話です。

でも,まあ,
よくよく考えてみれば
どんなに安定した生活,
安定した仕事といえども
一生,死ぬまで,毎日
同じことを続けることは
おそらくありません。

どこかで,安定から
踏み出す時が来ます。
というか踏み出さざるを得ないときが
誰でもやってきます。

問題は,それが何時で,
その時に踏み出す勇気,
踏み出す覚悟があるかです。

決断して踏み出す勇気,覚悟

昔の日本の武士は,
いつでも,そういう覚悟をもって
生活していたんだそうですね。
よく一所懸命とか言いますが
本当に命がけだったようです。

もちろん見てきたわけではないので
本当のところはわかりませんが…。

でも,覚悟ということに関しては
かなりのものがあったようです。
今,現代の日本で,
この覚悟というものが
どの程度あるのか?

もちろん,自分も含めて,
少し考えてみる必要があるのかなと
最近,いろんな機会に
そんなことを思います。

両親,さらにその先祖の歴史

自分の直接の先祖は両親です。
両親の場合は,戦争を経験しています。
二人とも,あんまり戦争の話はしませんが,
厳しい時代を生き抜いています。

そして,
そのもっと先祖となると,
さらにそれ以前の
日本が国として今よりも
もっと厳しかった時代を
経験しているわけです。

そのあたりの時代とか
とにかく,自分の国の歴史
自分の国の文化
そういうものをもっと
勉強していかないとなあ
最近,特にそう思います。

仕事をしていて
「グローバル化」などと言われると
なおさらそう思います

日本の歴史,日本の文化,勉強しないと…

このブログのテーマでもある
若い世代に何かを伝えるためにも
自分たちはもっと歴史というものを
きちんと勉強した方がいいな
そんなことを思う今日このごろです。

ムッシュスカラー

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