今週は先週と変わっていますか?

街角

最近聞いて
ハッとした言葉に
こういうのがあります。

先週と今週が
同じであってはならない。

あなたの先週と
あなたの今週が
ほぼ,同じであるというなら
あなたは何も進歩していない。

先週と今週が同じなら進歩していない

という言葉です。
実は,何年か前にも
聞いたことがあったのですが
今回,また,耳に残りました。

と言うことは,
ほとんど意識の外に
なってしまっていた
ということですよね。

もし,この言葉を
ずっと意識しづつけていれば
毎日の過ごし方も
もっと違っていた可能性が高いです。

意識から外れてました

まあ,気が付けば
あらためて今日から
やっていけばいいことですから。
それはそれでいいと思っています。

もちろん,この数年で
何も進歩していない
ということはありません。

しかし,さすがに,
先週と今週で明らかに
いつも変化があったかというと
それはかなり怪しいです。

何となく1週間を過ごして
次の1週間は,先週と
ほぼ同じだったこともありますね。
毎週,同じことの繰り返し
なんてこともよくありました。

忙しいと忘れてしまいます

目の前のいろいろなこと
特に仕事の技術的なところ
詳細な部分に注目していると
こういう原則というか
基本的なところは
見えなくなってしまいますね。

なので,細かい仕事を
しているときでも
1日のうちに,たとえば
朝一では,こういう原則に
立ち返ることは必要かと思います。

あるいは,朝一が難しければ
その前夜,あるいは終業時
とにかく,「振り返り」という
時間を持つことは
かなり重要ではないかと思います。

「振り返り」って重要です。

そうしないと,1週間なんて
あっと言う間です。
気が付けば,あっという間に
ひと月が過ぎ,3か月が過ぎ
半年が過ぎ,1年が過ぎ
という感じです。

「振り返り」をしなければ,
1年たっても
たぶん,何も変わっていない,
1年たっても同じことの繰り返し
そういうことになるんでしょうね。

気が付けば,安定指向の
多くの社会人,多くの大人が
はまってしまっている罠ですね。

「安定指向」の罠

ちょっと考えればわかるのですが
子供たちはちがいますよね。

小学生くらいまでの間は
毎年,毎年,
毎月,毎月
毎週,毎週,
どんどん,変わっていきます。

もちろん,子供たちは
別に「振り返り」を
しているわけではありません。

単純に,好奇心旺盛で
どんどん新しいことを吸収して
新しい行動をしています。

そこになんの抵抗もありません。
素直というか,
知らないことの強さでしょうか?

子供たちは好奇心だけで動ける

でも,そういう子供たちでも
だんだんと,型にはまった行動を
取ることが増えてきます。
また,型にはまった考えかたに
とらわれてしまうようになります。

知らず知らずの間に
好奇心を失って
「無難に,無難に…」
なんてことを教わって
普通の大人になってしまうんでしょうね。

そういう面では,
年を取っても子供の感性を
持ち続けていたいですよね。
好奇心をもって,

「ええっ?あれはなんだろう?」
「ええっ?今のはどういう意味だろう?」
「ええっ?あの人はどういう人なんだろう?」

こういうことを
素直に感じられる感性を
失わないでいれば
いいかなと思います。

好奇心旺盛なおとなでありたい

大人だから,いつも冷静で
何にでも取り乱さず
どんと構えること

大人に求められることとして
もちろん,これは大事なことです。
でも,一方では,好奇心旺盛に,
なんでもチャレンジする気持ち
そっちの気持ちも
忘れずにいたいですよね。

そうしないと,すぐに
枯れたお年寄りに
なってしまいそうで
そっちの方が怖いです。

枯れたお年寄りよりも
あぶらぎった
ギラギラしたお年寄り
そっちの方が私は好きです。
そうなれればいいなあと思います。

枯れた人より,ギラギラした人

あなたはどう思われますか?
仙人のような老人になりたいですか?
それとも,
枯れていないギラギラした老人になりたいですか?

 

ムッシュスカラー

 

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