「強みを生かすこと」
仕事においては
よく言われてることですが
あなたはいかがですか?
実際にできていますか?
企業の個人の人事評価でも
色々な評価項目が並んでいて
それぞれ、A、B、Cとか
評価されていますね。
で,どんな指導をするかというと
どちらかと言うと,
評価の低いところを
重点的に指導する、
つまり,
「ここの弱点を直しましょう」
そういう指導が
多いのではないでしょうか?
学校教育でも同じですね
学校教育でも同じですね。
数学、理科はよくできるが
国語ができない生徒に対しては、
「あなたは、数学、理科はできるが
国語が出来ないのが残念です。
国語ができれば、完璧です。
だから、国語をがんばりましょう!」
という指導をされることが
多いような気がしますね。
だとすると,これらはすべて
「弱み」にフォーカスした指導です。
「強み」にフォーカスした指導とは
個人の能力評価で言えば,その人の
もっとも得意としている部分に
フォーカスをします。
そして、その「強み」を
さらに強化していきます。
「一流」を「超一流」にする
そういう発想です。
一流を超一流にする
そして、「弱み」については
全く無視では,さすがにダメなので
本当に最低限の手当をするのですね。
たとえば、社会人として
最低限出来ないといけないレベル、
新人社員と同レベルでもOK。
弱みについてはそれ以上は求めない。
そういう発想です。
学校教育でも同じです。
数学、理科ができて
国語ができないなら、
数学、理科をさらに極める、
「一流」を「超一流」にする、
国語は落第しない程度でOK,
そういう発想、指導法です。
「弱み」を克服して
人並み以上にするというのは
とっても大変です。
精神的,肉体的に
それにかける労力は
膨大なものになります。
そもそも苦手なのですから
やる気も出ないし,
結果も出にくいですよね。
つまりは,努力しても努力しても
なかなかうまくいかないということです。
弱みを克服するのは大変なこと
長所をさらに伸ばすというのは
それにかける労力以上の
成果が期待できます。
なにより、それが得意なのですから
自分で工夫もできますし、
成長も速いということです。
もし、あなたが、
自分の「弱み」を気にしているなら
それは,最低限のレベル、
人並み程度、落第しない程度
に出来れば十分です。
それよりも、
自分が好きなこと
自分が得意なこと、
人よりも明らかに優れていること
そちらの能力をさらに伸ばすこと
「強み」をさらに磨くことに
フォーカスを当てていくことです。
強みをさらに強化する
もちろん、会社にはいってすぐの
若い時代には、自分の思うようには
仕事を割り振ってもらえません。
どちらかというと苦手なことばかり
やらされることが多いです。
学校教育でもそうですね。
現在の教育現場では、
「強み」を伸ばす指導法ではなく、
「弱み」を是正する指導法の
先生方が多いように聞いています。
(もちろんすべてではないと思いますが…。)
これは先生がたが悪い
というわけではなく
おそらく,日本の教育システム,
それ自体の問題なのでしょうね。
なので、現実は現実として
将来、自分の「強み」を伸ばすため、
「今は、貴重な経験だ。」
として、嫌だとは思いますが、
淡々とやっていくことですね。
そして、
「こういう指導をすると
人間は苦しくなるもんだ」
そう思っていけばいいんですね。
反面教師というやつです。
まあ,そうは言うものの
なかなか大変なことは事実です。
(経験者は語る。。。)
反面教師として理解する
苦しい毎日を送りながらも
どこかで,自分の「強み」を
忘れないでいる姿勢は
大切だと思います。
このブログをみながら
ご自身の「強み」について
あらためて考えてもらっても
それはそれでいいのかなと思います。
あなたにはあなたなりの
「強み」というものが必ずあります。
もちろん「弱み」も必ずあります。
それが人間というものですよね。
「弱み」については、
今まで、学校でも、会社でも
散々、言われてきたと思います。
だから、それはもういいんです。
これからは、「強み」です。
自分の「強み」にフォーカスしていくと
とってもいいと思います。
わたし自身もそうやって
やっていこうと思います。
あなたの強みはなんでしょうか?
でも,白状すると,
私自身,本当の自分の「強み」が
どういうことなのか?
この年になっても,
まだ,はっきりとわかっていません。
まあ,そんなもんです。
なので,あなたがまだ若いなら,
いろいろと試しながら
考えてみるといいと思いますよ。
もちろん若くなくても
試してみたらいいと思いますが…。
ムッシュスカラー
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