ビジネスでは,まずゴールを設定しますね。つまり将来のあるべき姿を思い浮かべますね。そして,そこから逆算して,長期,短期の目標設定を考える。そして,最終的に毎日の行動を決めていく。そんな方法が王道とされてますね。
「ゴールを設定しないと,毎日の行動をどうしていけばいいのか,考えようがない。」
それがビジネスの常識だとされています。もちろん,それはその通りだと思います。
ただ,私自身は,自分の将来についてゴール設定はしていません。どうしているかというと,「あとで後悔しない程度に,日々努力していく。」という感じですね。この「日々の後悔しない程度の努力」というのが,自分の努力の量として多いのか,少ないのか,それもよくわかりません。
(会社の仕事は別ですよ。会社が設定している目標というのがありますので…。)
ゴール設定してません
その中で,気を付けていることは,体調を崩さないこと,それだけです。自分が体調を崩すことで,自分の周りの人すべてに影響を及ぼすことになります。良い影響ではなくて悪い影響ですね。逆に自分が健康で元気であれば,周りの人に良い影響を及ぼすことが出来る。それだけです。
もちろん,どれだけ気を配っていても,体調を崩すことはあります。病気になることもありますね。体調を崩すことも病気になることも,完全にゼロには出来ません。人間ですから,完璧ではありません。
わがままで体調を崩さない
でも,自分の体調がまわりの方々と密接に関係していると思えば,自分のわがままだけで体調を崩すというようなことは出来なくなりますね。何とか体調を維持できるように自分自身に制限をかけます。そういう自分自身への気配りというのは大切だと思います。
あと,ゴールを設定しない理由は,自分の未来を予測する能力なんて,たかが知れていると思うからです。未来のことを予測するよりも,今を精一杯生きるということくらいしか確実なことはなさそうに思うからですね。
ありきたりですが,今を精一杯やっていった,その結果が未来です。もちろん,「今を精一杯生きる」ということの中に,将来のための準備とか,未来のためにというのはたくさんありますよ。
今の行動の結果が未来です
でも,今がどうであれ,頑張れば頑張るほど,未来というのはどんどん変わっていくものだと思うんです。もしかしたら,今の自分では考えもつかないようなびっくりするような未来を実現できるかもしれません。
そうなると,今の自分が描いてたゴールというのが,自分の成長をさまたげる足かせになってしまうかもしれません。ゴールを意識しすぎると,本当は,もっと伸びられるのに,「このへんでいいや」と止まってしまうことになりかねないですね。
もちろん,思っていたようには,うまくいかなくて,とんでもない未来になる可能性もあります。でも,それはそれで自分が精一杯がんばった結果なら受け入れるしかありませんね。
大勢の中だからすごいとも限らない
都会で,大勢の中の競争で一番になった人と,田舎で,黙々と一人で頑張っていた人と,どちらがすごいと言われれば,ほとんどの場合は,大勢の人の中で一番になった人だと思います。でも,本当にまれですが,田舎にいても,都会の常識をはるかに超えた高いレベルで努力をしている人もいます。
その人にとっては,世間の常識というものは,大したことはないわけです。その人にとっての常識(あたりまえ)は都会の大勢の人からみると,とんでもない高いレベルだった,そんなこともあり得るわけです。
そんなことを考えると,世間の常識,世間の競争,世間の価値観というようなものは,あまり気にする必要はないのかなと思ってしまいます。
正社員の時の発想
正社員の時には,どうしても,会社や業界の常識,競争,価値観などに縛られていたと思います。正直,そうでなければやっていけない部分もありますよね。ですからそれはそれでいいんです。
でも,今は,定年退職しました。再雇用という関係で会社との関係は続いていますが,以前のような感じではありません。正社員の時とはかなり違って,会社とは遠いというか,緩い関係ですね。
これからの発想
これからは,生き方,考え方は出来るだけ自由でありたいなと思っています。何事も,「こうあるべきだ!」という発想はあまり強く持たない方がよいのかなと思います。
もちろん,これは私の場合です。あなたにはあなたの立場というものがあります。あなたはあなたで考えていただければいいなと思います。
ということで,とりとめのない話でしたが,今日も最後までお読みいただき,ありがとうございました。
ムッシュスカラー
PS:ゴールの設定はしないと書きましたが,全くしないわけではないですよ。短期間のちょっとしたことであれば,ゴールを設定することもあります。これも100ぜロではないですね。