比べていいのは…

偉大な人の伝記を読んだり
有名な成功者の体験談を聞いたときに

「それは、その人に能力があったからできたんだろう」
「そういう環境にいたからできたんだろう」
「そういう人間関係があったから出来たんだろう」

と、ふてくされてしまったことはないですか?

自分には、その人のような能力はないし
そんな恵まれた環境もない。
それに、素晴らしい人間関係もない。
全然条件が違うから
そんな成功は出来っこないよなあ。
普通の人なら、そう思ってしまいますよね。

他人と比べてふてくされてしまう

でも、よくよく考えてみたら
そんなふうに考えるのは
別におかしなことではありません。
あたりまえのことです。

なぜかというと、この世の中、
世界中を見渡しても
自分と同じ人間は一人もいません。
自分と同じ環境の人も一人もいません。
自分と同じ人間関係の中で生きている人もいません。

だから、共感できる方が珍しい。
共感できなくて当たり前ですよね。

共感できなくて当たり前

そういう立派な人と、自分を比べて、
うらやましいと思うこと自体は
別におかしなことではありません。
自然な感情だと思います。

そもそも、自分とそんな人を比べて、
どうだこうだと考えること
それ自体が不要なわけです。
考えるだけ時間の無駄ということです。

別に偉大な人でなくても
他人と自分を比べるのは良くありません。
でも「他人と比べないと自分のことがよくわからない」
もし、あなたが、そう感じているなら
そんなあなたにおすすめしたい比較すべき人がいます。

おすすめの比較すべき人

その比較すべき人が誰かというと
それは、自分自身です。
正確に言うと、自分自身の過去です。
他の人と比べるのではなくて
自分自身の過去と比べるといいですよ。

たとえば、1年前の自分と比べて
今の自分はどうか?
成長したのか?それともダメになっているのか?
それをクールな目で判断するんです。

他人との比較では、
そもそもの前提条件が異なるので
うらやましいとか、それは無理だとか
どうしても、いろんな感情がはいってしまいます。

自分の過去と比べるなら条件は同じ

でも、自分と比べるなら
うらやましいとか、卑屈になるとか
そんな感情は入る余地はありません。
過去も今も、自分の条件は同じですから。

純粋に1年前の自分と比べて
今の自分はどうか?
もっと言えば、
昨日の自分と比べて、
今日の自分はどうか?

そこを、よく見ていくといいですよね。
毎日、振り返ってみるのが、
とっても良い方法だと思います。
それが無理なら1週間に一度でもいいです。
できるだけ短い期間での
振り返りがお薦めです。

それを繰り返していくことで
成長を意識した人生が
送れるようになりますね。

 

ムッシュスカラー

 

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