「あの人は、とてもいい話をする
話し方がいいよね。
話をしてみてよい人だと思った。」
その人と話をした人が
そんな印象を持っているとき
実は、その人は
自分のことはあんまり
話していなかったりします。
それよりもむしろ
相手の話に対して、
うんうんとうなずきながら、
「なるほど、それで?」
「そうなんですね。わかります。」
というような相槌を打ちながら
ただ、聞いているだけ。
そんなことって多いようです。
実はほとんど聞いているだけ
つまりは、話し上手というより
聞き上手ということです。
さらに、そういう人は
質問上手ということもありますね。
「ええっ?それってすごいですね。
もう少し詳しく聞かせてもらえませんか?」
「へえ、そんな考え方があるんですね。
そういうことなら、これはどうでしょうか?」
など、いろいろな質問の手札を
もっていることが多いですよね。
会話が続かないというのは
こういう質問が出来ないということです。。
会話が続かないのは質問が出来ないから
人の話を聞くスペシャリスト
インタビュアーというのでしょうか?
そういう人達は、まさに質問上手です。
話を聞く相手のことを、
事前に調べて、よく知っていますし、
関連する知識も豊富です。
だからこそ、相手の話を
上手に引き出すことができる
そういうことになるんでしょうね。
単純に一つ一つの言葉を
知識として知っているのではなくて
どういう背景で、どういう問題点があるか
そんなことをある程度知っていること
それが素晴らしい質問につながります。
背景知識の充実が素晴らしい質問につながる
誰でも、
「自分の言いたいことを見事に言えた、
相手に話せた、しっかりと相手に伝わった」
そう思える時にはとても気分がいいものです。
そして、その相手については、
その人が実際には
ほとんど話をしていなくても
「とっても話が上手な人だ」
と勝手に感じてしまうわけです。
つまり、話し上手は聞き上手
そこにつながるんだろうと思います。
これから年末年始の休暇ですが
普段、あまり話すことがない人と
ゆっくり時間を過ごす時に
いろいろと質問してみてはいかがでしょうか?
いろいろと質問してみてはいかがですか?
自分のことをペラペラしゃべるよりは
相手に話してもらう方が
喜ばれるかもしれませんね。
上手に質問することができれば
楽しい会話が続きます。
でも、根掘り葉掘りはダメです。
相手が言いたくないところに
無遠慮に踏み込むのはNGです。
相手が話したいことを、
上手な質問で引き出す。
そして出来るだけたくさんのことを
気持ちよく話してもらう
それがポイントなんでしょうね。
年末年始、
楽しく過ごせるといいですね。
ムッシュスカラー