「私はあなたにこうなってほしい。」
「わたしはあなたにこんなことを期待している。」
「あなたがこうなってくれたら」
若い世代の期待している人材に
そう思っていろんな仕事を
頼むことがありますね。
その時の若い方々の反応は
いかがでしょうか?
「ええっ,そりゃあ無理でしょう。」
「わけのわからない話ですね」
「何が言いたいのかわからない。」
もし,そんな反応しか
返ってこないとしたら
私たちの思いが若い方たちに
正確に伝わっていないということです。
自分の思いが伝わっていない
特に,経験豊富な年輩の方ほど
「これくらい言わなくてもわかるだろ。」
「ちょっと言いにくいけど,察してくれよ。」
「あとはよろしく」
などという,
相手に考えさせるような
遠まわしの表現を
使うことが多いですよね。
もちろん,人を育てる
という観点からは
これらの遠まわしの言い方が
良くないということではありません。
相手に考えさせるというのは
とても重要な人育ての方法だと思います。
実際,よく使われています。
遠まわしの言い方は良いのですが…
しかし,それもケースバイケースです。
一般論として,遠まわしの言い方は
世間の荒波を何度もくぐってきたような
経験豊富な人には有用なことが多いです。
しかし,昨日,今日,
社会人になったような
新入社員であったり,
まだ,経験が少ない若い人の場合
この方法は危険かもしれません。
こういう話し方で
大きな誤解にいたることが
けっこう多いように思います。
「あの人は何にも教えてくれない。」
「私のことを無視している」
「私のことなんかどうでもいいんだ」
などという,とんでもない方向に
話が変わっていくことが
けっこうあるのではないかと思います。
とんでもない方向に誤解されることがある
このようなことにからんで
人間関係がややこしくなってきた時に
その双方に個別に意見を
聞いてみることがあります。
そうすると
お互いがお互いのことを
大切に考えているのに
全くその気持ちが通じていない
気持ちが正確に伝わっていない
なんというか,
ひん曲がってというか
ねじ曲げられてというか
ぐちゃぐちゃになってというか
とにかく,正確に伝わっていない,
そんなことがとっても多いですね。
本当に相手を無視したり
相手を嫌なやつだと思っているケースは
実はあんまりない。
そんな印象をもっています。
では,そのような誤解を
避けるためには
どうしたらいいか?
誤解を避けるためには?
やはり,まずはたくさん話すこと
会話をもっと増やすこと
おそらくそれが一番シンプルで
実行しやすい方法ではないかと思います。
そして,もう一つ重要なことは
わからないことはわからない
と正直に伝えることですね。
わからないのにわかりました
って言ってはいけないです。
そんなのあたりまえでしょう
と思われるかもしれませんが
「わからない」のに「わかりました」
って,言うことや,言っている人,
ものすごく多いです。
自分では意識していないかもしれませんが
日常会話でも普通にやっていると思います。
それくらい,
日常の会話レベルであっても
自分の頭で考えていることが
正確に相手に伝わっていることは
案外少ないと考えるのが妥当です。
日常会話でも正確に伝わっていない
なので自分の考えていることを
正確に人に伝えることが出来る
そういうスキルというのは
ものすごく貴重なスキルだと思います。
また,そのスキルは,
今後,人間関係においても
健康な人生を過ごしていくためにも
とっても重要なスキルだと思います。
相手に自分の考えていることを
正確に伝えるスキル
そういうのを文章で伝えるスキルが
コピーライティングです。
現在,コピーライティング勉強中ですが
実際の仕事で利用させてもらっていて
本当に面白いし,
これは世の中の役に立つスキルだなと
日々実感しています。
あなたももし興味があるなら
コピーライティングを
学んでみられるといいと思います。
コピーライティング(セールスライティング)
ちなみに,現在は,
「コピーライティング」というより
「セールスライティング」という言葉の方が
よく使用されているかなと思います。
ということで,今日はこのあたりで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ムッシュスカラー
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