このお盆休みは,
最近にしては珍しく
少し時間が取れたので
ずっと読みたかった本を
少しだけですが読むことができました。
でも,読書と言っても
今回の読書はビジネス書なので
世間で言われている読書とは
少し読み方が違うかもしれません。
『この人は出来る人だ!』と
私が尊敬するような人たちは
ビジネス書のような本は
「本を読む」
とは言わないで
「本を処理する」
と言ったりするそうです。
要は,必要なところだけ読む。
最初から最後まで
一言一句読み上げる
必要はないということです。
なので,「読む」という言葉は
使わないで,「処理する」
という言葉を使うそうです。
特に,「読了」という言葉は
「本を読み上げた!」という
達成感のような意味合いが入るので
どうしても,最初から最後まで
読み上げることに
こだわってしまいがちです。
小説などの文学作品の場合には
もちろんそれでいいと思います。
ただ,ビジネス書のような
実用書の場合には
小説とは読む目的が違うので
「読了」とか「読書」という言葉は
あまり,実態に合っていません。
ビジネス書を読む目的は,
自分の行動を変えるためです。
いわば,実行するための読書です。
読書の結果,行動を変えてこそ
意味があります。
別に,最初の1ページで
これはいい,やってみよう
と思うことがあれば,
1ページで読むのをやめて
すぐに実行したらいいわけです。
そのページの内容を実行して
それで大きな結果を得られれば
そのビジネス書を読んだ価値は
十分にあるというものです。
最初の1ページ目に
良いことが書いてあっても
「どうしても最後まで
読まないと気がすまない」
というのが,けっこう
よくあるパターンではないでしょうか?
少なくとも,私は
もともとそういうタイプです。
なので,あえて,ビジネス書では
「本を読む」
ではなく
「本を処理する」
という言葉を使うようにして
読んだ内容を実行することに
重心を置くように心がけています。
これは,すべて,
『仕事が出来る人』の
受け売りです。
でも,とっても響いた言葉なので
あなたにも共有したいとおもいます。
「読む」んじゃなくて,
「処理する」ということなら
もっとたくさんビジネス書に
接することができそうな気がしませんか?
ムッシュスカラー
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