今日のタイトルは、
ちょっと変な日本語です。
ニュアンスが伝えにくくて、
でも、これはぜひ、伝えたい
そう思うことなんです。
何を伝えたいかというと
「人のせいにすること」
たとえば、
「今の自分が成功できないのはあの人のせいだ」
そんな考えの怖さについてです。
多かれ少なかれ、誰でも、
持っている気持ちだと思います。
でも、それは怖いという話です。
人のせいにするのは
とっても簡単なことです。
なにも努力することは要りません。
人のせいにするのに努力は要らない
うまくいかなかったことを
自分のせいではなかった
ということにするだけですから。
事実は何も変わっていませんね。
何か、そこから努力したということでなく
事実の解釈を変えているだけですね。
なので、誰もが
簡単にやってしまいがちです。
でも、このことは
実はとっても怖いことなんです。
なぜかというと、
自分の人生が自分のものではなくて
他人のものになってしまうからです。
自分の人生が、他人しだいで
変わってしまうということです。
自分の人生なのに、自分ではない人に
いつもコントロールされている
そんなことになってしまいます。
自分の人生が他人にコントロールされる
常に他人のせいにするということは
そこに自分以外の他人が必ず存在していて、
その人の行動によってあなたの行動は変わる。
その人の行動によってあなたの感情も変わる。
つまり、あなたの行動、感情が
どのように動いていくのかは
その人次第ということになります。
あなた次第ということではなくなるのですね。
これって、とても怖いことだと思いませんか?
あなたの人生が、あなた以外の人によって
どんどん変えられている、
つまり、コントロールされている、
結果的に、そんなことに
なっているんじゃないでしょうか?
人がどうであれ、自分はこうする。
人の意見はどうであっても
自分の意見はこうです。
そう言えるなら、あなたの人生は
自分でコントロール出来ています。
人はどうであれ、自分はどうか?
もちろん、自分の意見を言って
自分の考えで行動して、失敗することはあります。
それは、まさに、自己責任です。
自己責任は悪いことではありません。
自分で改善してくことができます。
あの時に自分がこうしていたら
うまくいっていたかもしれない、
だから、今度は、こうしてみよう。
そこに他人は介在していません。
それなら、あなたの人生は
あなたのものですよね。
今、会社でも、会社の外でも
自分のせいではなく、
他人のせいだ、会社のせいだ、
社会のせいだ、政治のせいだ、などなど
いろいろと他人のせいだという
論調が多くなっています。
他人のせいだという論調
もし、誰かのせいで
あなたの人生がうまくいかない
そう思っているなら
そこは、すこし考え方を
変えてみてはいかがでしょうか?
このまえ書いたように、
人生は事実の積み重ねのように見えて
実は、解釈の積み重ねです。
自分の人生の結果を他人のせいと思う人と
自分の人生の結果は自分の責任と思う人と
この二人の間には、
ものすごく大きな差があります。
年齢を重ねれば重ねるほど
その差は大きくなっていきます。
自分の人生を自分の責任で生きていくこと
これは何よりも大切なことです。
尊敬する人にアドバイスをもらうこと
それはもちろんOKです。
でも、最終的には、自分の責任で
どうするかの決断をすること
そこをはずしてはいけないですね。
最終的には自分で決める
私が尊敬できる人というのは
やはり、自分がしてきたことは
すべて自分の責任である
それを明確にしている人です。
いさぎよいですよね。
以上、いろいろと書きましたが
白状すると、私自身も
完全には出来ていないことです。
だからこそ、こうやって書くことで
自分自身に喝をいれている、
そんな感じです。
昨日より今日、今日より明日、
自分で自分の人生を
よりよくコントロールできる
そうなっていければいいですよね。
ムッシュスカラー