どんな時代でも

金魚草

今日はちょっと耳障りの良くない話です。
人によっては、気分を害される可能性があります。
その点は、最初に書いておきます。
それでもよいという方だけお読みください。

世の中がどんなに不景気でも
とっても裕福な人はいます。
逆に世の中がどんなに好景気であっても
お金がなくて困っている人はいます。

不景気だからといって
100%の人がお金に困っているわけではありません。
好景気だからと言って
100%の人がお金に困っていないわけでもありません。

最近のテレビや新聞を見ていると
(そんなにたくさんは見ていませんが…)
不景気関連の報道で、
まるで世の中の人すべてが
不幸になっているような錯覚に
とらわれてしまいます。

世の中の人すべてが不幸になっている?

どんなに政治が悪くても
どんなに社会が悪くても
それでも幸せに生きている人は
ある程度の数はいるわけです。

どんな時代でも、どんな集団でも
どんな組織であっても、
みんながみんな同じではありません。

よく言われる、20対80の法則
世の中の富は、上位20%で全体の80%を占める
という法則ですよね。

世間でしきりに報道されているような
難しい問題が生活に大きく響いてしまうのは
上位20%の人たちではなく残りの80%の人たちです。
これは良い悪いの問題ではなく
事実としてそうなっているということです。

その中で、上位20%の人たちは
不景気な話には耳を貸しません。
また、そんな話の仲間にはいろうともしません。

伸びている人の話を聞く

不景気な世の中であっても
自分が伸びていこうとするなら
そういう難しい時代でも、
実際に伸びている人の話を
聞いていくのがいいですね。

この難しい時代に伸びている人の話は
おそらくテレビや新聞で
さかんに報道されているような話とは
全然違う内容だと思います。

そもそも、テレビや新聞は
視聴率や購読料を稼がないといけません。
週刊誌などもそうですね。
営利企業ですから利益を追求します。
利益がないと存続できません。

営利企業は利益が目的

なので、20対80の法則なら
80の人たちに見てもらいやすいように
内容を考えて報道しています。
その方が見てもらえる人数が多いですからね。

面白いもの、悲惨なもの
珍しいもの、こわいもの
こういう人の感情に訴えるものを、
放送しますし、掲載します。
視聴率、購読者数が増えるようなものですね。

見ている人が幸せになるとか
成功するとか、そんなこととは、
ほとんど関係はありません。

視聴者、読者の幸せとは無関係

でも、これは、企業として
利益を追求するということからは
しごく当たりまえのことです。

なので、新聞に書いてあるから信用できるとか
テレビで報道していたから正しいなんてことは
これっぽっちも考えないことです。
もちろん、信用できる正しい情報も
なかには含まれているかもしれませんが
基本にあるのは、すべて商売、
すべてビジネスだということですね。

逆に、放送や記事の内容について
これは商売だ、これはビジネスだ
と思えば、納得できることはたくさんあります。

なので、自分の生活を守っていくためには
テレビや新聞に振り回されないことです。
それよりも、自分の幸せに結びつくような人、
自分の幸せに結びつくような情報を
積極的に採り入れていくことが必要ですね。

大切な人、大切な本、大切なコミュニティ

そういう大切な人、大切な本、大切なコミュニティ、
そんなものを持っていることが重要です。

間違っても、テレビのニュースや
報道番組、ワイドショー、
出演しているコメンテイターの意見を
そのまま受け取ってはいけません。

もちろん、なかには
ためになる情報があるかもしれません。
ただ、本当に幸せに役立つ確率は、
限りなくゼロに近いです。

おもしろいもの、興味を引くもの、めったにない話、
だからニュースになるのですね。
「見ている人が幸せになるのに役立つ」
そういうのは基準にはなっていません。

見ている人の幸せは基準になっていない

「幸せにつながるもので、地道にコツコツやる」
テレビや新聞で、こういうのは嫌でしょう?
あなたも、テレビや新聞では、
おもしろい番組や記事を探していませんか?

真面目な話、かたい話はおもしろくないので
テレビや新聞には取り上げられません。
そこは意識しておいた方がいいですね。

ということで、今日はすこし
耳障りの良くない話でした。
ここまで読まれて、
気を悪くされたのならすみません。

でも、どれも事実です。
少しだけでも気にされておくと
いいかもしれませんね。

 

ムッシュスカラー

 

PS:ちなみに、私はテレビの笑い番組は大好きです。ちょっと気分が重いときに、気分を変えるために見て、大笑いするのは問題ないと思います。なんでもかんでもダメということではありませんので、念のため。

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