仕事が、うまくいかないのは
インプットが、足りていないからだ。
そう考えることが、多いと思います。
私もそう思います。
しかし、一方で、
じゃあ、どこまでインプットすれば、
うまくいくようになるのか?
そんなことも思ったりしますよね。
こういうのは、はっきりとした
数字で示せるような答えって
たぶん、ないんじゃないでしょうか?
英語だつて、こういう単語を
500覚えておけば大丈夫という本もあれば、
単語なんて覚えなくてもいいという本もあります。
逆に、そんなの、留学するしか手はないでしょ、
という意見もあります。
どれか一つが正しい!
正しい方法というのが一つだけあるはず!
正しい方法はこれしかない!
こういう発想自体が違っているんでしょうね。
おそらく、「どの方法も正しい。」
そう考えるのが一番正解に近いのかなと思います。
正しい方法はいくつもある
もちろん、この方法がいいよといっても
全くゴールに到達できない方法なら
それは問題外です。
それでは、詐欺になってしまいます。
そうではなくて、
最終的に、ゴールに到達できる方法であれば、
その方法は、正しいということになります。
ですから、正しい方法というのは、
いくつあってもかまわないということです。
ただ、どの方法が、早いのか?
どの方法が、経済的なのか?
どの方法が、リスクが低いのか?
そこまで考えると、
多少は絞られてくるという感じでしょうか?
いずれにしても、
これしかないと言い切るのは
よほどのことがないと難しいと思います。
それに、これしかないという生き方は
とっても息苦しいものです。
「これしかない!」というのは息苦しい
成功のための方法は、
一つだけではなく、いくつもあるということ
それをしっかりと認識して、
今の自分が持っている条件で出来る方法
それを考えてやっていくことが、
現実的だと思います。
それに、その方が、
「これ以外はダメなんだ!」というような
狭い視野になってしまうリスクも少なくて
息苦しくなくていいですよね。
後は、バランス感覚ですね。
自分の思い込みではなくて
自分のことをどれだけ客観的に見られるか?
自分の性格も含めて、
今の自分が持っている条件、環境を
冷静に見て、判断することですね。
自分を客観的にみて判断すること
もし、客観的に自分を見ること、
自分の条件、環境を認識することが難しい
あなたが、そう思うなら、
信頼できる人に協力、指導をあおぐといいですね。
でも、その時に、一つ
注意しなければならないことがあります。
それは何かというと、
協力、指導をしてもらったとしても
最終的に、自分がどうするかは自分で決めることです。
どうするかという決断を、誰か別の人にゆだねてはいけません。
自分のことは、自分の責任で決めるのがいいですね。
なぜかというと、もし、うまくいかなかった時に、
「こうすると決めたのはあの人だ。だから、あの人のせいだ。」
というような見苦しい言い訳をしないためです。
それに、そんな言い訳をするようになってしまうと
その後のその人の成長が止まってしまうからですね。
うまくいかなかった時に他人のせいにしない
最終的にどうするかは、自分で決めること。
そして、自分で決めた実行した行動の結果に対しては、
自分で責任をもつこと。
それが、伸びていくための大きなポイントですね。
そして、それは、同時に
周りから信頼されるための大きなポイントでもあります。
ちなみに、アドバイスをする側も、
「最後は自分で決める」
という覚悟が感じられる人とそうでない人とでは、
当然ですが、アドバイスのレベルもちがってきます。
自分で決めて自分の責任でやっていく覚悟がある人には、
高いレベルのアドバイスが可能です。
アドバイスの受け止めかたが違いますからね。
「最後は自分の責任で決める。」
もし、あなたがそう思っていなかったのなら
今日から考えを変えてみてはいかがでしょうか?
そして「何があっても、最後は自分の責任だ。」
そう思っていろんなことに取り組めると
これまでとは違った世界が見えてくると思いますよ。
ムッシュスカラー
PS:もちろん、何から何まで責任をかぶれということではありません。
客観的に自分が持っている条件を考えて、これは自分では責任が取れる問題ではない、そう思ったら「これは自分では決められません。」とはっきりとまわりに対して自分の意見を示すことです。これも立派な決断です。それも含めて自分の責任で決めるということですね。