これって、前にもあった?

最近の気づきというのを
よくこのブログでも書いています。
で、そのたびに思うのは、
「あっ、これって、前にもあった。」
という感触です。

そうですよね。
「あっ、これだっ!」
って思ったことのほとんどは
前にも思ったことがあるんです。

「人生で初めて気づいた!」
と思っても、よくよく考えてみると、
「あれっ?これって、たしか…」
という感じで、昔、いつだったか
正確な時期まではわからないにしても
確かに気づいたことがあった、
その記憶に行き着くわけです。

でも、その記憶に行き着く時って、
「これだっ!」と思った時ではなくて
そのアイデアにしたがって
自分で何かの行動を取り始めた時
くらいのことが多いです。

このブログを例に取ると
「あっ、この題材をブログに書こう」
と思った瞬間ではなくて、
実際にブログを書き始めた後です。
「あれっ、これ、前にも書いたかも…。」
と思い出すわけです。

つまり、
「よし、とりあえずやってみよう」
そう思って、始めてみた。
そうしたら、
「あれっ?これって、前にも
やってみたことがあるような?」
というように思い出すことになります。

やってみることで思い出す

頭の中で考えているだけの時よりも
実際に何かの行動を始めた時の方が、
過去の自分の記憶を呼び覚ます効果が
強いのかもしれませんね。

そうやって、考えるだけでなく、
とりあえずやってみることで
過去の経験も思い出せます。
脳が活性化するんでしょうかね?
そのあたりの詳しいことはわかりませんが…。

いずれにしても、
考えていることを、とりあえずやってみることで
過去の経験が自然と生きてくるようになります。
そうなれば、これからやろうとしていることも、
より上手にこなせるのかもしれませんね。

そのような過去の経験を
思い出すということも含めて、
思いついたアイデアについては、
「とりあえずやってみる」
というのは、とても大事なことのようです。

とりあえずやってみること

それと、これも言われてみれば
当たり前の話なのですが、
やってみないとわからないことは
本当にたくさんありますね。

人間の頭で考えられることは
やっぱり限界があります。
いろいろなケースを想定しても
想定外というのは、必ずでてきます。

なので、どんなに考え尽くしたと
自分で思ったとしても、
やっぱり、「やってみること」
それに勝るものはないということです。
別の言葉で言えば「テストしてみる」
ということです。

ちなみに、その時の注意点としては、
「いきなり大きく実行しない」
ということでしょうかね。

考えたことが本当に自分にとって
プラスになることならいいですが、
大きなマイナスになる可能性もあります。
なので「小さくテストしてみる」わけです。

小さくテストしてみる

いきなり大きく踏み出してしまうと
想定外のことも大きくなるので
その場合、対応が間に合いません。
最悪の場合、それですべて終了、
なんてことになる可能性もあります。

なので、「これだ!」と思っても
最初は小さく踏み出すのがいいですね。
で、テストしてみて、
ある程度、目途が立ってから
スケールアップしていく。

こういうのは、冷静な時には
誰でも考える普通のことです。
会社で新しいことを始める時や
工場での化学物質の合成などでは、
ごく普通に行われていることですね。

でも、こと自分の人生の問題になると
なかなかそうはいきません。
小さな金額でテストすることもなく、
いきなり大金をつぎ込んで大変なことになる、
そんなことはよくある話です。

経験を積んだ立派な大人でも
いや、経験があるからこそ、
いきなり、大きく、
踏み出してしまうのでしょうか。

経験を積んだ立派な大人でも…

これは、本当に他人事ではなく
気を付けていきたいと思います。

でも、その点さえ踏まえていれば、
あれこれ究極まで詰めて考える前に、
「とりあえずやってみる。テストしてみる」
それでほとんどのことは、
差支えないのではないかと思います。

あんまり考えすぎないで、
とりあえず動いてみる。
で、ダメだと思えばさっさと撤退する。
で、よければ、進めていく。
書いてみればシンプルですが、
それでいいのではないかと思います。

 

ムッシュスカラー

 

PS:自分自身も出来ていないことが多いのですが、新しいことを始める時には、事前に撤退ラインを決めておくといいですよね。たとえば、これ以上のマイナスが出ればやめるという具体的なラインです。具体的な数字で決めておくといいですね。なかなか数字にするのは難しい場合もありますが、何か関係する数字を探して、事前に決めておくのがいいと思います。そうすると、始めてからの判断が楽になります。

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