まず聞く、それから話す。
これってあたりまえのことです。
でも、ちゃんとできている人って
案外少ないですよね。
そもそも、人が話をするのを
最後までしっかりと
聞いている人自体が
とっても少ないです。
人が話し出すと
話がまだ途中なのに
自分は,こんなことを言おうと
自分の話のことばかり考えています。
自分が話したいことばかり考えている
その時点から、すでに
相手の話は耳にはいっていません。
自分が話そうとする内容ばかり
いろいろと考えています。
おそらく、こういうことは
誰にでも経験があるのでは
ないでしょうか?
また,相手がまだ
話をしている最中なのに
相手の話をさえぎって
自分の言いたいことを
どんどん話し始める人、
こういう人も多いですよね。
ひとの話をさえぎって話し始める人
特にいわゆる「弁が立つ人」ですね。
テレビの国会中継でも
よく見受けられる光景です。
で、話を取られた人は,
こわい顔をして,相手をにらみつけます。
そして,今度は,その人が,
相手の話をさえぎって
「いや、それは違う」
と,また,自分の話を始める。
延々とそんなことを繰り返しています。
本当に実のない議論というか
議論になっていない議論というか,
「単なる言い争い」
というのがよくありますね。
「聞く」という部分がなくて
「話す」ばかりですよね。
単なる言い争いになっていないか?
ちょっとみっともないというか
いい大人がやることではないなあ
なんて思うのは私だけでしょうか?
たまに,テレビの討論番組などを見ると
そういう場面に出くわして
がっかりすることがあります。
いい歳をしたおとなが、
相手の話を最後まで聞かないで
相手の話をさえぎって,
自分の言いたいことばかりを
大きな声でがなり立てる。
こんなの子供たちに
見せてもいいんだろうか?
子供たちがこれが
本当の議論だと思ったら
大変だなと思います。
子供たちに見せられる議論か?
本当の議論というのは
お互いに納得のいくまで
とことん相手の話を聞いて、
とことん相手に話をする
そのためには時間もそれなりにかける,
そういうことではないでしょうか?
議論の仕方、会議のあり方
こういうのも、これから
ちゃんと考えた方がいいですよね。
特に会議を主催するような立場の人
そんな役割の人は、
どうしたら、参加者の意見を
うまく引き出すことができるか?
それを常に考えていきたいものです。
よい会議が出来れば
その組織は活性化しますよね。
ムッシュスカラー
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