考えなくてよいことがたくさんある

有名な『7つの習慣』という本の
たぶん最初の方だったと思います。
「影響の輪」「関心の輪」
お話があったと思います。

自分に直接影響がある
人間関係と
直接影響は無いけど
関心はあるという人間関係

「影響の輪」「関心の輪」

それぞれ、「影響の輪」、
「関心の輪」と言ったと思います。

で、本当に考えていかないと
いけないのは、もちろん
「影響の輪」です。

自分と直接関係がない
あるいは自分の影響力がない
「関心の輪」について
いろいろと考えたところで
それは現実には、
ほとんど役に立ちません。

もちろん,「関心の輪」であっても,
いろいろと考えを巡らすことを
自分の楽しみでやっているなら
それはそれでいいことだと思います。

考えてもしかたがないことがたくさんある

ただ、考えたところで
どうにもならないことについて
ああでもないこうでもないと
悩んでしまう人がいますね。

また、直接関係ないはずのことに
すごい怒りの感情を吐き出している人も、
結構,いらっしゃいますよね。

そういう人をみる時に
何とも言えない違和感というか
「この人はいったい
何をしたいんだろう?」
って思うことありませんか?

この人はいったい何をしたいんだろう?

会社の中でも同じような
経験をすることがあります。

たとえば,自分の仕事は
計画どおり進行していても、
それに関わるほかの人の
仕事が全く進行していない
なんてことがあります。

それが原因で、全体として
仕事が,全然前に進まない
そんなことってありますね。

その時に、仕事が進んでいない人に対して
「何をやっているんだ!
あんたのせいで仕事が進まないよ!」
と普通思いますよね。

あんたのせいで仕事が進まない!

でも現実問題として、
その人の仕事の進め方に対して
自分が何も影響を
与えることができない場合
それはもうあきらめるしかありません。

自分としてどうしようもないことを
何とかしようとしても無理です。
考えるだけ時間の無駄です。

それよりもそれ以外の
他の仕事に気持ちを向けて
さっさと自分の行動を
切り換えていくことです。

それで全体がうまく回らないとしても
それはあなたの責任ではありません。
その仕事全体をみる
マネージャーの責任です。

責任をはっきりさせておくと楽です

そこはスカッと割り切って
やっていくことですね。

自分が責任を負えるところ
自分の責任ではないところ
そこをはっきりとさせておくと
精神的、肉体的に楽です。

逆にそれができていないと
「何でもかんでも自分のせいなの?」
なんてことになりかねません。

とても真面目で、
能力もそれなりに高い人が
陥りがちな落とし穴ですね。

仕事が出来る人は,
仕事が出来ない人をみて,
こうやればいいというのが
すぐにわかってしまうのですよね。

ストレスがたまる危険な考え方

でも、それは大きな組織においては
ストレスがたまる危険な考え方です。

思うようにならないことが多いですから
精神的に肉体的に疲れてしまって
病気になってしまう可能性が大です。

自分の精神,肉体の健康を守るためには
スカッと割り切ることが必要です。
気持ちを切り替えることを
バカにしてはいけません。

結局のところ,肉体的な健康は
精神的な健康と表裏一体です。
ストレスをためないようにすること
当たり前ですが,それがなかなか難しい。

積極的に物事を忘れる。
気持ちをどんどん切り換えていく。
それも大切なことのようです。

 

ムッシュスカラー

 

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