測定できないものは改善できない

公園の中の道

測定できないものは
改善できない。
マーケティングや
自己啓発の世界では
ごく当たり前のこととして
本当に普通に言われていることです。

でも,恥ずかしながら,
ほんの数年前まで
そんな原則があろうとは
夢にも思いませんでした。

数年前までは知りませんでした

本当に何にも知りませんでした。
今から思えば何と遠回りなことを
やってきたものだと思います。

でも,考えてみれば
そんな言葉は知らなくても
自分の個人的なことで
確かに,記録をとっていた時には
自然と改善していたな
という記憶はありました。

たとえば,受験の時,
この問題集をやりあげるぞと
考えたときに,
自分で管理表を作ってました。

受験の時,問題集でやってましたね

その管理表は,マス目をつくってあって
そこには,問題集のページ数が書いてありました。
で,その問題のページが完了したら
そのマス目を赤で塗りつぶしていくという
とっても単純なものでした。

でも,実際に赤でマス目が
塗りつぶされていくと
がぜん,やる気になるんですね。
ほんと,不思議でしたね。

逆に,高校時代の部活動では,
運動部だったんですが,
とにかく,部員の出席率が悪かった。

その時は,ただ,ひたすら
「サボらないで出席しろよ。」
と声をかけるだけでした。

でも,これはほとんど
効果はなかったですね。

声かけだけでは難しい

よく使われる言葉ですが
「がんばれ!」
「しっかりやれ!」
「きちんとやれ!」
こういう言葉だけではダメみたいです。

こういう言葉だけでは
やっぱり,状況は変わるものではないですね。

自分に対しても,他人に対しても
やはり具体的に目に見える形で
成果を示していくことです。

冒頭に書いたとおり,
測定できるもので
評価していくといいですよね。

測定できるもので評価していく

今から思えば,部活動の件も
出席した日を赤字で塗りつぶすような
部員全員の出席表をつくって
みんなが見えるところに
貼りだしておけば
よかったかなと思います。

その出席表をみれば
誰が部活動に出席していて
だれがサボっているか
一目でわかります。

そうすれば,
あーだこーだ言わなくても,
それを見ればわかりますよね。
それに,それがあれば,
注意もしやすくなりますよね。

こういうことは,
日常の仕事でも勉強でも
なんでもそうです。
目に見える形にすることですね。

「がんばる」とか,
「しっかりする」とか
「きちんとやる」とかいう
抽象的な表現ではなくて,
具体的なデータで話をすると
わかりやすいし,
本人の納得性も高いと思います。

がんばる?しっかりする?きちんとやる?

まあ,最近ではどこの会社でも,
そうなりつつあるんでしょうが
自分も含めて,まだまだですね。

何となく耳障りの良い言葉
「がんばる」とか
「しっかりする」とか
「きちんとやる」とか

そんな言葉で終わらせるのではなくて,
具体的な数値,データで
話をしていければいいですね。
そっちの方がわかりやすいのは確かです。

ということで,
今日は,「測定できないものは改善できない」
というお話でした。

簡単な事例しか書けませんでしたが
この話はもっといろいろな方面,
いろいろな形で表現できるトピックスだと思います。

あなたもいろいろと
考えてみられてはいかがでしょうか?

とっても大切な考え方だと思いますが,
とりあえず今日はここまで。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

ムッシュスカラー

 

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