あなたが、どのくらい
過去にとらわれないで、
未来に目を向けているか?
そのよくわかる指標の一つに
元カノ(元カレ)の写真が
まだ、手元にあるか、
というのがあります。
まあ、普通は、
過去の恋人との
お付き合いについて、
どういう形であれ、
終わったのであれば、
その彼女、彼との思い出の品というのは
すべて、捨ててしまいます。
過去の失恋の思い出は捨てる…
もちろん、人によっては
焼いてしまうという場合もあるでしょうね。
「煙にかえす」という表現もあります。
(フォークソングによくある歌詞です)
いずれにしても、思い出自体を
そうやって、記憶のかなたに
消してしまいます。
二人の間で
「もう終わりにしましょう」
とお互いに納得して
きれいに終わった関係なら
おそらくそれでいいのでしょう。
でも、そうではなくて、
自分には、まだまだ未練があって、
もっとお付き合いを続けたかったのに
一方的に終わりにされたようなケース
つまりは、ふられたケースですね。
ふられた場合、なかなか難しい
こういう場合、なかなか思いが
断ち切れないということがありますね。
二人で一緒に撮った写真を
捨て切れないでずっととってある
なんてこともあります。
でも、それをやっている間は、
なかなか次には進めませんよね。
あなたが、元カノ(元カレ)への思いを
断ち切れないということで
自分の部屋に、元カノ(元カレ)の写真が
飾ってあったとしたらどうでしょう。
元カノ(元カレ)の写真が飾ってあったら…
たとえば、
新しい彼女(彼)になりそうな人が
あなたの部屋に来て、その写真を見たら、
どう思うでしょうか?
「まあ、素敵な人ですね。昔の彼女ですか?」
なんて、優しい言葉は
かけてくれないと思います。
「ええっ?これは何?
まだ、昔の彼女に気持ちがあるの?」
と、おそらく、いやな顔を
されるのではないでしょうか?
過去にとらわれていると
そんな修羅場を
作ってしまうことになります。
過去にとらわれていると修羅場になる
お察しのとおり、
これは何も、男女関係だけではありません。
仕事でも、プライベイトでも、
しょっちゅうあることです。
「ああ、あの時、ああしておけばよかったのに。」
「ああ、なぜ、あれが、出来なかったんだろう。」
「ああ、あの選択が間違っていたんだ。」
などなど、数え上げれば
キリがありません。
どれも、考えてみれば
元カノ、元カレの写真を見て
「ああ、どうしてわかれてしまったんだろう」
と、ため息をついているのと
とっても似ているような気がしますね。
もちろん、人間というのは、
そうやって過去のことを思い出して
いろいろと考える生き物です。
それ自体はとても自然なことです。
過去のことを思い出すのは自然なこと
ただ、過去のことばかり考えていると
未来のことは考えられません。
過去のことばかり考えて
ずっと立ち止まっていると
人生は、あっという間に
終わってしまいます。
人生には終わりがあります。
出来るだけ有意義に生きたいのであれば
過去のことには、
極力、とらわれないことです。
どんどん、未来のことを考えて
今を生きていくのがいいですよね。
過去は、神様であっても、
変えることは出来ません。
過去は、どうにもなりません。
過去はどうにもならない
どうにもならないことを
考えるのは、時間の無駄です。
無駄な時間を過ごしている暇はない
きつい言葉で言えばそういうことですね。
「過去にとらわれない」というのは、
たいていの人にとって
一番、難しいこと
一番、出来ていないこと
でも、一番大切なこと
だと思います。
なので、今日は、
自分自身のために書いてみました。
あなたはいかがでしょうか?
ムッシュスカラー
PS:もちろん、過去のことを1%も考えるなと言っているわけではありません。過去のことでも、素敵な思い出があって、それを考えるとすさんだ心が癒されることがありますね。そういうのは、時には考えてもいいですね。でも、あくまでも、「時には」です。どんなに素敵なことでも、過去のことばっかり考えていると、やっぱり前には進めませんね。