「出来ないではなく、やるんだよ。」
この言葉は、
全く違う二人の人から
聞いた言葉です。
一人は私の人生の恩師
もう一人は新進気鋭の
企業の創業者です。
まったく違うタイプの二人の人から
まったく同じ言葉が出てきたことに
ちょっとびっくりしました。
また、たまたま息子がつとめている
会社でも、優秀な先輩から
「できないじゃない、やるんだよ!」
とよく言われているというのを聞いて
「なるほどなあ。本質はどこでも同じかな。」
と改めて感じているところです。
本質はどこでも同じ
私達は「出来ない」という言葉を使うことで、
何かを簡単に終わらせようとしますよね。
でも、本当に何かを成し遂げようとする人は
そう簡単には「出来ない」という言葉を
使いませんね。
「出来ない」ではなく、「出来るまでやる」
「出来ない」の本質は、「やろうとしない」
つまり、「やり遂げようとする気持ちがない」
ということです。
何かを本当に成し遂げられる人は
そのことを十分過ぎるくらい
知っているということですね。
何かを成し遂げる人が知っている事実
よく例に出されますが
100メートルを5秒で走れと言われれば
それは「出来ません」と言っても
誰も文句は言わないと思います。
でも、
「毎日ラジオ体操をしよう」
「1日5分は本を読もう」
「暴飲暴食はしないようにしよう」
こういうたぐいのことについては
「出来ない」なんてことはあり得ないですね。
100点満点は無理でも
ある程度は出来ることです。
少なくとも
「100メートルを5秒で走ること」
とは違います。
絶対に不可能ということはありません。
やれば出来るかもしれないのに、
やる前に「出来ない」と言ってしまう人が
本当に多いということですね。
やる前に出来ないと言ってしまう
これは、せっかくの
自分の可能性を試すチャンスを
自分で無しにしているということです。
言い方を変えると、
「自分の可能性を自分でつぶしている」
そういうことです。
でも、なかなか
そうは思えないのが人間ですね。
正直に言えば、このことについては
私自身も、ずっと気になっています。
これは本当に出来ないことなのか?
それとも自分が出来ないと思っているだけなのか?
もしかすると、今でも、
知らないうちに、自分で自分の可能性に、
蓋をしているのかもしれませんね。
「出来ないではなく、やるんだよ。」
この言葉は、これからも大切にしていきたい言葉です。
さて、あなたはいかがでしょうか?
ムッシュスカラー