ああ、いいことを聞いた。
このことは、ぜひ覚えておきたい。
そんな時に、どうしたら
忘れないで覚えておけるか?
いろいろな方法があると思います。
メモを取るというのは、
一番、基本なのかもしれません。
でも、メモを取っただけでは
おそらく、あっという間に、
忘れてしまいますよね。
どうしたら、覚えておけるでしょうか?
これは、多くの人が言っていることで
おそらく、あなたも聞いたことがあると思います。
それは、聞いたことを、
他の人に話すことです。
それも、何度も何度も話す。
聞いたことを他の人に何度も話す
そうすると、自然に、自分の中に
自分の言葉として定着するようになります。
人に話すというのが、
一番直接的で、効果が高いと思います。
あるいは、文章にまとめて、
シェアーするのも
いいことだと思いますね。
もし、あなたが、
学会やセミナーに参加して、
ああ、これは、いい話だと思って、
「この話は覚えておきたい」
さらに言えば、
「自分が実践したい」
というような話があったとします。
その時には、ぜひ、その話を
自分以外の人に、話していくことです。
それは、話す相手のためではありません。
自分のためにやることです。
相手のためでなく自分のためにやる
人に話すということは、
話す内容について、
自分がわかっていなくてはなりません。
もし、十分にわかっていない時には、
話している最中に、
「あれっ?これ、どういうことなんだろう?」
と、自分の中でつじつまが合わないことが
いろいろと出てきたりします。
そうすると、その時に、
さらに理解が深まります。
自分で話していて、
しどろもどろになるところ、
そこについては、わかったつもりで
実はわかっていなかったということです。
で、それを解決するために
さらに勉強するという感じです。
プラスのスパイラルにはいっていく
そうなると、プラスのスパイラルにはいって
どんどん成長が進んでいくということですよね。
そのプラスのスパイラルにはいるころには
覚えるも何も、すっかり、その話は、
自分のものになっていると思います。
そうなると、おそらく、
もう忘れることはありません。
人に話すというのは、
それなりにエネルギーを使うことです。
それも、自分が聞いた良い話を
人に伝えるというのは、
簡単ではありません。
でも、それをやっていくと、
どんどん、コミュニケーション能力が
上がっていきますし、
当然ながら、伝える内容について
理解が深まりますし、記憶に強く残ります。
あなたも、「これはいい。」
という話があったら、
人に話してみるといいですね。
ちなみに、それで、相手が
受け入れてくれようが、くれまいが
それは、何も気にする必要はありません。
相手がどう思うかは気にしない
そもそも、相手のためにやっているのではなくて
自分のためにやっていることです。
そう考えることで、
不要な神経を使わなくて済みます。
相手がどう判断するかは、
コントロールできません。
そんなこと、考えても無駄です。
それよりも、
「自分が、相手に
話をすることが出来た」
そちらの方を喜べばいいですね。
話すことで、
自分の知識の理解が深まって、
さらに、記憶に定着させることが
出来るということ、
このメリットを
意識していけばいいですね。
ムッシュスカラー
PS:こういう話は、自己啓発セミナー等で、自分を向上させるための手段としても使われているようです。自分が受講したセミナーを、人に勧めるということですね。ただ、それがセミナーの主催者の、単なる人集めとしか考えられないようなケースもあります。そこは、その内容について、本当に自分が納得できるかどうか、よく考えて判断する必要がありますね。
PPS:こうやってブログを書いているのも、人に話すのと似ていますね。自分が得た情報で、これはいいなと思ったことを、ブログにまとめることで、自分の中でわかっていなかったことが整理されるようになります。書いていて、訳が分からないなんてことは、実際によくあります。自分の頭の中を整理するのに役立っている感じがします。