がんばりと無理の違いは?

「がんばりと無理の違いは?」
高校生から大学生になるころに
よく考えていた問題でした。

あなたなら、どう答えますか?

「がんばりというのは、こういうことです。
無理というのは、こういうことです。
違いは、こういうことです。」

というような明確な回答をお持ちですか?
もし、明確な回答をお持ちなのであれば
あなたは、すばらしい人だと思います。

この問題については、前にも、
このブログで書いたかもしれません。
大学生のころに、ある友人が、
尊敬する先生に、尋ねたことがあるんです。
ちょうど、私も、その場にいました。

私自身も、とても興味がある問題だったので
その先生がどう回答されるのか
興味津々で、耳を澄ませていました。 “がんばりと無理の違いは?” の続きを読む

「昔取った杵柄」はあぶないかも…

最近のことですが、
押し入れにしまってあったギターを
取り出してきて、
久しぶりに弾いてみました。

遠い昔ですが、大学時代には、
ギター部ということで
部活動もしていて、けっこう
それなりに演奏していたものです。

で、少し慣れてくると、それこそ
「昔取った杵柄」ということで、
簡単な曲なら、指が覚えていて
割と、さっと弾けるわけです。

で、楽しいので、ついつい
長い時間、弾いてしまうわけです。
あなたも、そんな経験はないですか? “「昔取った杵柄」はあぶないかも…” の続きを読む

わかりやすさのメリット、デメリット

「わかりやすい」というのは
とても大切なことです。
特に、人に何かを伝えたいという場合
「わかりやすさ」というのは、
まず第一で、優先されることだと思います。

ただ、一方で、この「わかりやすさ」
というのは、常にリスクも含んでいます。

「わかりやすさ」を追求するあまり、
その中に含んでいる大きなリスクを、
知らない間に、あるいは意図的に
無視していることがあり得るからですね。

最近、よくネットで目にする
いわゆる「切り抜き」動画は
その典型的なものでしょうか?

たとえば、長い演説のごく一部を
数秒だけ切り取って動画としてアップする。
よくあるパターンです。 “わかりやすさのメリット、デメリット” の続きを読む

自然への畏敬の念

日本人の精神の
ひとつの大きな特徴として
自然に対しての畏敬の念というのが
あるそうです。

あるそうです、と書いたのは
自分自身、若い時には、
そこまで考えたことが
なかったからです。

でも、考えたことはなくても
ごく自然に感じていたことではありました。
自然への畏敬の念という話を聞いて
なるほど、そうだったのか
と思ったわけです。

この社会は人と人との
人間関係で成り立っています。
なので、人に対する感謝というのは
人生を幸せに生きていくための、
必須の条件だと思います。

ただ、さらに、それ以前の
前提として、もっと大事なもの、
大切にしなければならないものがある、
それが、自然に対する気持ち、
自然に対する畏敬の念だという話です。 “自然への畏敬の念” の続きを読む

失敗を引きずらない工夫

失敗したときに、
あなたはどのくらい
その失敗を引きずるでしょうか?

失敗したことは、
すでに過去のことですから
それ自体は、どんなに後悔しても
やり直すことはできません。

「そんなこと、あたりまえ、
言われなくてもわかっている。」

そうですよね。
そう言いたくなりますよね。
本当に冷静になれば
誰でもわかることです。

でも、人というのは、
そんな簡単な生き物ではありません。
理屈ではわかっているつもり、
そう、十分に理解しているつもりです。

でも、どうにもならない、
全然、理解の通りに出来ない、
そんなことって、
本当にたくさんあるものです。 “失敗を引きずらない工夫” の続きを読む

色って大事です

どんな色の服を着ているか、
どんな色の車に乗っているか、
どんな色のアクセサリーを付けているか、

この色というのは
その人を印象付けるうえで
かなり強いポイントになります。

人を思い出す時に、
「ああ、あのオレンジ色の服を着ていた人ね。」
とか
「ああ、あのしぶい茶色の車に乗っていた人ね。」
とか
「ああ、真っ赤なイヤリングをしていた人ね。」
とか、
色の印象というのは強いものです。 “色って大事です” の続きを読む

時間のある時に…

毎朝、健康のためというか
自分の身体の調子を確認するために
NHKのEテレで放送している
「テレビ体操」の録画を見ながら
軽い体操をしています。

そのなかで、よく言われている言葉で
いつも引っかかっている言葉があります。

「時間のある時に、
このような運動を、
やってみてください。」

この言葉を聞く度に、
考えてしまうんです。

「うーん、『時間がある時』って
それは、なかなか、ないなあ。」 “時間のある時に…” の続きを読む

○○の常識は世間の非常識

自分としては、
当たり前にしていることが、
他の人にとっては、
全くの非常識であること。

そういうことは
案外、たくさんあると
思います。

会社員時代にも、よく言ってました。
「○○の常識は、世間の非常識」
(○○には会社名が入ります…。)

まあ、非常識とは言わないまでも
自分が何か行動を起こしたり、
自分が何か考えを述べたりしたときに、
「ええっ?そんなふうにしますか?」
とか
「ええっ?そんなふうに考えますか?」
というように、自分以外の人に
びっくりされたことってないでしょうか? “○○の常識は世間の非常識” の続きを読む

専門家ほど頭が固い

製薬業界で勤めた経験と
自分自身という人間も含めて
人間というものを観察していて
本当によく思うことです。

つい、最近も、自分の
頭の固さに改めて
気づかされたことがありました。

それは、腰の痛みなど、
いわゆる神経の痛みに関することです。

これまでの常識として、
「神経は圧迫された時に痛む」
ということが言われていますよね。

でも、最近、出てきた理論ですが
「神経は牽引された時に痛む」
という理論があります。

で、よく、その内容を
確認してみたところ、
先入観を無しにしてみると
「おおっ、確かにそうなってる!」
ということがわかってきます。 “専門家ほど頭が固い” の続きを読む

あたりまえは、あたりまえじゃない?

水道をひねれば水が出る。
スイッチを入れれば灯がつく。
街は、きれいでゴミは落ちていない。
これが、私たちの当たり前ですね。

というか、日本という国の
一般的な風景という感じでしょうか。
いわゆる、あたりまえのことです。

でも、このあたりまえは
実は、あたりまえではありません。

もし、誰もが、何もしないで
ぼーっとしているような状況だと
このあたりまえは、維持が出来ません。 “あたりまえは、あたりまえじゃない?” の続きを読む