完璧主義はNG

光とビル

「話すよりも,まず聞くこと」
よく言われていることです。
いろんな人がそう言われますし
本当にそうだと思います。

コミュニケーションをしていく時には
「まずは聞くこと」
それを第一にやっていけば
ほとんどのケースで
うまくいくような気がします。

ただ,これも条件があります。
コミュニケーションする相手が
ちゃんとした人であることが大前提です。

何事にも前提条件がある

たとえば、人の話を
全然聞こうとしないような人が
相手だった場合,

「人の話を聞く」ということを
完璧に実行しようとすると,
とんでもなく時間がかかります。

相手が言いたいことを言いつくして
言うことがなくなった時に
ようやく,その相手との
コミュニケーションが始まります。

時間がないなら付き合わない

なので、そこまで,じっくりと
話を聞く時間がとれないのであれば
そういう相手とは無理して
つきあわない方がいいと思います。

付き合うのであれば
やっぱり話を聞いてくれる人
そういう人を選んで
話をしていくといいですね。

いくらコミュニケーションが
大事と言っても
「どんな人に対しても
常に完璧なコミュニケーションを
取らないといけない。」
なんてことはありません。

どんな人とでも完璧に付き合う?

この人とはつきあえない
そんな人と,無理して
つきあう必要はありません。
すべての人と仲良くというのは
現実には無理です。

ただ、そうは言っても,
会社などの大きな組織では
つきあいたくない人とでも
つきあわないといけないことがあります。
そこが社会のむずかしいところですね。

その場合は,どうするか?

身も蓋もない話ですが,
その場合は,あまり悩まず
割り切ることですね。

ダメなものはダメ。
無理なものは無理。
そう割り切ることです。

ダメなものはダメと割り切る

付き合えない人とは
出来る限り少なく,
それなりにつきあう
適当に返事をしておく,
それでいいと思いますよ。

大きな組織で,
自分がコントロールできない環境に
身を置いている場合,
自分の理想通りの最高の仕事は
あっさりあきらめる。

理想の仕事はあっさりあきらめる

まずは,自分がコントロール出来る範囲で
実現可能な目標を設定する。
その場合,ものすごくささやかな
目標にならざるをえませんが
その時はそれでOKです。

逆に,自分で,現在の環境を
コントロール出来るようになれば,
最大限のパフォーマンスを
発揮できるように環境を設定し
目標設定も大きく考える。
それでいいんじゃないでしょうか?

まあ,会社につとめている人の場合には
すべてを自分でコントロールできる
などというケースは,まずありません。

ボーダーラインを自分なりに決める

なので,特に最初は
「ここから先は無理!」
そういうボーダーラインを
自分なりに設定しておかないと
しんどくなってしまいますね。

「コミュニケーションも
何もかも完璧にやらないといけない」
という感覚で仕事をしていると
毎日の仕事がとんでもなく重いものに
なってしまいます。

どこかに,「このぐらいでOK」
そういうラインを設定しておきましょう。

それと,特に最初のうちは,
今の場所から見えないような
とんでもなく高いところにゴールを
設定するのはやめましょう。

ゴールは見えるところに設定する。
そして,そこに近づいたら
次のゴールを設定する,
そういう方法がやりやすいですよね。

いきなり,途方もない
高いレベルのものを
目指していたら,
すぐに疲れてしまいます。

「最高の仕事」はほとんどの人ができませんが
「仕事の改善」なら誰でもできます。
まずは,ベストな仕事よりもベターな仕事を。
完璧主義はNGです。

 

ムッシュスカラー

 

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