会話の量

秋の空

たとえば、夫婦の間で
1日、何分くらいお話を
しておられますか?

あるいは、親子間で
どのくらいの時間
会話をしていますか?

また、会社なら、
同僚や上司、部下と
どのくらいの時間
お話をされていますか?

まあ、どんな話でも
いいというわけではないんでしょうが
会話の量が多いほど
両者の関係は良好だと考えて
まず、間違いはないと思います。

会話の量が多いほど、関係は良好

会話量が多いということは
会話量が少ない場合よりは
お互いのことをよく知っている
と考えるのが妥当ですね。

もちろん、単身赴任や
独身で一人暮らしの場合には
身近にお話をする人がいないので、
会話量は必然的に少なくなります。
それ自体はしかたがありません。

でも、そういう場合には
電話や手紙、最近では
メールもありますね。
会話の量というのはやはり大切です。

ひとり黙々と考える、
それももちろん大事です。
でも、その考えたことを
大事な人に共有できていないと
いざとなったときに何にも実行できません。

とっても残念な言葉

ええ、そんなことを考えていたの?
それは、ちょっと承諾できないな。
もっと早く言ってくれたら
何とか出来たかもしれないのに。

こういう残念な言葉、
あなたは言われたことはありませんか?

私の若かった時は
まさに、そんなことのオンパレードでした。
ほんとに、そんなことばかりでしたね。

一生懸命考えて、やっと口に出したら
「もっと早く言ってくれたら
なんとかなったのに…」
なんて、言われてしまうと、
ほんとに悲しいやら情けないやらで
泣きたくなりますね。

もっと早く言ってくれたら…

でも、本当によくあったことです。

逆に、いつも気楽に相談できる人が身近にいれば

「あの、ちょっと相談なんだけどね。
これは、こうした方がいいと思うんだけど
あなたはどう思う?」

と、さらっと聞けるわけです。
そうしたら、話はあっと言う間に
解決に向かうわけですよね。

もちろん、これも
100か、0か、ではありません。

100か、ゼロか、ではありません

自分では、全く何も考えないで、
全部、人に聞いてばかりだと嫌がられます。
丸投げっていうやつですね。

逆に若いときの私のように
自分一人だけで考えて、
ほんとうに最後の最後になるまで
人に相談しないというのも困りものです。

そのちょうど真ん中くらいですね。
自分でも考えるし、人にも相談する。
そのバランスを考えながら
やっていくということですね。

冒頭に書いたように、
自分が相談出来る大事な人とは
会話を絶やさないこと、
そして、自分で考えていることは
できるだけ早い段階で相談すること

大事な人とは会話を絶やさない

これは、若いときの自分に
一番出来なかったことです。
そして、今なら、このことが、
人生を生きていく上で
ものすごく大切なことの一つだと
言い切ることができます。

あなたが、もし若い人なら
ぜひ一度考えていただければと思います。
今すでに、できているなら、
それを続けていただけるといいですね。

 

ムッシュスカラー

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