「この仕事,できるかな?」
仕事の内容をいろいろ説明して
誰かに仕事を頼んだとします。
そのときに
「おっしゃったことは,
よくわかりました。
出来ると思いますよ。」
という返事だとして
その相手が,頼んだことを
本当に出来ると思いますか?
もちろん、頼んだ事の
難易度にもよりますが
普通は出来ないことの方が
多いと思います。
これは、返事をした人が
無責任とか、自覚がないとか
そういうことではありません。
無責任とか自覚がないということではない
それは,人は誰でも、
頭で理解できたこと
それは、すぐに実行できる
そんなふうに思ってしまいがちだからです。
本を読んだり、映画をみたり
DVDや,you tubeをみたりしたとき
もそうでしょうか?
頭に,知識や,イメージが
はいってくると、それだけで,
「自分も出来る!」
と考えてしまいがちです。
見ただけで「出来る!」と思ってしまう
というより,本当に
「出来た気になってしまう!」
という感覚に近いでしょうか?
「畳の上の水練」(ちょっと古い?)
とはよく言ったもので,
物事を理解するということと
実際に出来るということは
全く別のことです。
いくら本を読んでも
また、セミナーを受講して
たくさん勉強したとしても,
勉強したことを実際にやってみる
という行動がなければ,
なかなかものにはなりません。
勉強したことを実際にやってみる
何かをものにしたいなら
やっぱり,まずは,
実際にやってみないと始まりません。
考えているだけでは,前には進みません。
自転車に乗りたければ
まず、自転車にまたがること
どんなにツール・ド・フランスの
実況を見ていても乗れるようにはなりません。
陸上で長い距離を走りたければ
やっぱり実際に長距離を
走ってみなければどうにもなりません。
箱根駅伝のテレビを,
一生懸命見ているだけでは
長距離を走れるようにはなりません。
当たり前のことですが忘れがちです
あたりまえのことなんですが,
ついつい忘れてしまいますよね。
勉強して,実行する
勉強して,実行する
これを繰り返していく
そうすると間違いなく
少しずつ進歩していきます。
間違いなく進歩する方法
勉強ばかりで実行しない人
逆に,実行ばかりで勉強しない人
どちらかに偏る人が多いよなあ。
そんなことを思う今日この頃です。
自分自身で考えても,
勉強ばかりしていることだったり,
逆に,実行ばかりで
全然勉強していないことだったり
たいていはこのどちらかです。
勉強しては実行する,
実行した内容について検証する。
そこから,さらに勉強する。
そして,また,実行する。
つまりは,
「実行」と「勉強」の間を
常に行ったり来たりしている。
そうしながら徐々に進歩していく。
「実行」と「勉強」の間を行ったり来たり
そういうのが,理想的な
進歩のスパイラルですね。
あんまり出来ていないなあと
反省している今日この頃です。
さて,あなたはいかがでしょうか?
ムッシュスカラー
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