当たり前ですが、
人はみんな違っています。
世界中探しても、誰一人として
自分と同じ人間というのは存在しません。
いわゆる自分のコピーというのは
存在しないということですよね。
SFの世界では、
クローン人間ということで
全く同じ人間を大量生産する、
そんなことが可能であるような
世界を描いたものもあります。
ただ、実際には、人間というのは、
工業製品のようなものではないようです。
大量生産は出来なさそうです。
現実の人間というのは、
「単なるタンパク質の塊」
ではありません。
その遺伝子の中に、
過去の歴史というものを
取り込んでいるようです。
自分の中に、今だけでなく、
必ず過去の歴史というのが
存在しているわけです。
自分の中の歴史というのは、
自分が生まれる前の時代からの
記憶のようなものでしょうか。
なので、過去から現在まで
ずっとつながった記憶のようなものを
必ずみんな持っているわけです。
過去からの歴史をみんな持っている
そして、今、現在、
生きている私たちの記憶が
新たな歴史として、また、
DNAに刻み込まれていきます。
そのようにして、
人はDNAに歴史を刻んでいくと
いうわけです。
ただ、具体的に、
人間の記憶というものが
どのようにしてDNAに反映されていくのか
そのあたりは全然詳しくありません。
ただ、自分が生きている実感として、
そういうものはあるように思います。
特に、私たちが生きている日本というのは、
極東の島国という特殊な地理的条件もあって
世界の中でも、他に例がない
長期王朝が維持されている国です。
世界で、日本以外で、
これほど長期の王朝を
継続している国はありません。
世界一古い国、日本
ローマ帝国にしても、
ペルシャ帝国にしても、
キングダムででてくる秦にしても、
ジンギスカンのモンゴル帝国にしても、
現代まで続いてはいません。
日本は、上記のような帝国が
存在していた時代から、
ずっと同じ王朝が続いているわけです。
もちろん、政治の在り方は、
時代によって変化しています。
天皇親政の時代から、
貴族政治、武家政治、そして
立憲君主制へと、
政治の形は変化しています。
しかし、天皇家というものが
日本の中心として維持されています。
他国から侵略されて、
天皇家が途絶えることなく
ずっと継続してきたことは
世界に類を見ないものです。
でも、このような事実について
お恥ずかしい話ですが、
つい最近まで、真面目に考えたことが
本当になかったんです。
真面目に考えたことがなかった…
世界で最も古い国は?
と聞かれた時に、すぐに
「それは日本です。」
と答えられなかったんです。
「えっと、それは、ヨーロッパの
どこかの国なのかな?」
程度の認識しかありませんでした。
それくらい、日本人でありながら
日本のことを、ほとんど知らなかった
ということです。
もちろん、学校の歴史の授業で、
たとえば、「645年、大化の改新」
「1192年、鎌倉幕府発足」
とか、そういうことを
断片的には、教えてもらいました。
でも、当時の人たちは、
どのような考え方で、どのような思いで、
この国のことを考えて、
世界の人たちと付き合っていったのか?
そんな当時の人々の考え方や、
当時の人々の思いというもの、
そんなことについては、
教わったことがありませんでした。
当時の人々の考え方、思いは?
いや、もしかすると
教わっていたのかもしれませんが
当時の自分にとって、日本の歴史
というのは興味の外にあったのかもしれませんね。
今の時代、まさに激変している
世界情勢を見るように、
もちろんスピード感は今とは
大きく異なるとは思いますが、
当時の人々も、世界情勢というものを
それなりに、考えていたはずです。
特に、日本の国家の中枢の人たちは
当時の世界の荒波の中で、
どのようにして、この日本という国の
独立を維持しようとしていたのか?
そのあたりの、先人の考え、思い
そんなものが、あったはずなのですが
そのような授業の記憶がありません。
仕事を定年退職して、
再雇用もやめてから、
少し、日本の歴史の勉強を
することが増えました。
そうすると、本当に恥ずかしながら
「自分は何も知らなかった」ということを
思い知らされたという感じです。
自分は何も知らなかった
その中でわかってきたことは、
私たち日本人からすると、
ごくあたりまえの感覚が、
世界の常識からすると、
とても変わっているということです。
その世界の常識からすると、
とても変わっている日本という国について
とうの日本人がよくわかっていない、
そこのところは問題なのかなと思います。
とりあえず、自分自身、
日本の歴史というものについて
もっと勉強する必要があるのかな
と思っているところです。
自分の国の歴史を勉強しない
自分の国の歴史を知らない
そんな国民ばかりになると、
その国というのは滅んでしまうそうです。
まあ、国に限らず、
会社でも、一族でも、
全く同じ話ですね。
その組織の歴史を知らない、
そういう人たちばかりになると
その組織は滅びていく
それは間違いないことだと思います。
歴史を知らないと組織は滅びる
自分自身、まさに、歴史を知らない
そういう人そのものだったので、
遅まきながら、歴史の勉強をしてるところです。
ちなみに、「勉強」と書くと
なにか、つらそうなイメージですが、
実際にはそうではありません。
とっても面白いです。
「うわっ、当時の日本人というのは
こんなすごいことを考えて、
こんなすごいことをやってのけていたんだ。
すごいなあ、当時の日本人!」
というようなことが、
本当にたくさん出てきます。
日本人であることに自信というか
誇りのようなものが持てるようになります。
もし、あなたも、
日本の歴史に興味があるなら、
少し勉強してみると
よいかもしれません。
今は、日本の歴史に関して
いろいろな本が出ています。
いろいろ比べてみると
おもしろいかもしれませんね。
ムッシュスカラー
PS:歴史というのは、残っている資料が同じものでも、その資料について、いろいろな解釈が出来る場合がありますね。同じ資料をもとにして考察しているのに、正反対の結論になることもあります。その正反対の意見を、自分なりに評価して、自分なりの考えをまとめてみるのも、頭の体操になって面白いと思います。