あなたのしていることは正解ですか?

これ、やりたいけど、
やっていいのかな?
これって、正解なのかな?

あなたは、それが気になって
自分のやろうとしていたことが
出来なかったことはないですか?

最近の社会というか、
特に大きな企業では、
何かをやろうとすると
それをやることの
メリット、デメリットについて、
事細かく検討することを要求されます。

メリット、デメリットの事前検討

もちろん、それは大事なことです。
全然、否定はしません。

ただ、あまりに、
それを追求し過ぎると
何もできなくなりますね。

メリットだけがあって、
デメリットが全くない
なんてことはありません。

デメリットをゼロにする
などと考えすぎると
身動きが取れなくなります。

身動きが取れない

もちろん、やることの大きさというか
それが周りに与える影響にもよります。

でも、自分が、直感的に
「これ、やりたい!」
そう思った時には、
とりあえず、ちょっとやってみる
それで、いいんじゃないでしょうか?

で、やりながら考える。
やりながら、違和感を感じたら
そこで、少し立ち止まって考える
そんな感じでしょうか?

とりあえずやってみたらいい

とりあえずやってみたらいい。
で、大事なのはそこからです。

違和感を感じたとき、頭を打った時に、
何がよくなかったのかをしっかりと考える。
で、次にどうするかを考えて、さらにやってみる。

ここが出来ないことが多いですよね。
うまくいかなかったことを
あとから掘り起こして考えるのは
結構、エネルギーが要りますよね。

でも、ネガティブな結果ほど
学ぶことは多いので、しっかりと
原因について、改善について
考えるといいですよね。

ネガティブな結果ほど勉強になる

実際に走り出してみたら、
事前に想定していたルートでは
ゴールに到達できなさそうだとか、

時には、ゴール自体が
本当にそれでいいのか、
それさえ怪しくなってくる
そんなこともありますね。

なので、やる前に、
どんなにがんばって考えても
結局、走り出してから
修正が必要になるわけです。

やる前に、事細かに考えたことが
ほとんど不要だったということは
本当に、よくある話です。

こういう話は、
「事前の計画を完璧にしなければならない」
という立場の方からみたら、
「事前の検討が足りない」とか、
「行き当たりばったりだ」とか、
評価されてしまうんでしょうね。

でも、昔から言われている
トライアルアンドエラーのやり方が
まさにこれですね。

トライアルアンドエラー

最近は、トライアルアンドエラーって
あんまり、言われていない感じでしょうか?

最近の流行は、
とにかく一番効率的な
既定の方法でやること。
正解と証明されていない無駄なことはやめる。
そんな感じでしょうか。

でも、実際には、新しく
何かをしようとしたら、
そんなに簡単ではないですよね。

学校の試験のように、
問題ごとに、正解は用意されていません。

正解は用意されていない

ほとんどの場合、正解は、
手探りで、自分で探して、
作りあげていくものです。

また、その正解はあくまで
自分にとっての正解です。
他の人にとっては
必ずしも正解とは限りません。

なので、よく言われる言葉ですが
「あの人が出来たから自分もできる。」
かどうかも分かりません。

あたりまえですが、そんなのは、
やってみないと分かりません。

やってみないとわからない

逆に、
「あの人は出来なかった、
でも、自分なら出来る。」

こちらも同じです。
やってみないと分かりません。

自分が何をどう思おうと
それは全く自由なことです。

なのに、自分の考えはさておいて
正解がどこかにあるはずだ、
そう思って、正解探しをするのは
もったいないし、時間の無駄ですね。

もちろん、自分で正解だと思って
それでやっていて、痛い目を見る
そういうことも当然あります。
無駄な時間を使ってしまった、
そう思うこともありますね。

でも、そういう痛い目を見るたびに
人間は、成長していきますね。
だから無駄ではありません。

痛い目を見ると成長する

失敗したくないというのは
人間の本能です。
そういう意味で正解探しをする
それも人間の本能です。
なので、誰でも、やってしまいます。

でも、それが本能だと知ったうえで
その本能を超えていければ
人生とっても面白そうです。

小さなことでもいいので、
自分の考えで、自分の判断で
何かひとつ、まずやってみる。

自分の考え、自分の判断

それがどんなに小さなことでも、
自分の考えで、自分の判断で実行ができたとき、
何ともいえない達成感があります。

「ちょっと楽しいし、ちょっとうれしい、」
これからも、そういう気持ちを
味わっていきたいと思います。

 

ムッシュスカラー

 

PS:とはいえ、実際には、トライアルアンドエラーというのはなかなか難しいです。自戒の念も込めて、今日のブログを書いてみました。

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