この時期になると
今年も1年早かったなあと
ついつい口に出してしまいますね。
実際、あっという間に
1年が過ぎていきます。
この前、なぜ、年を取ると
こんなに早く1年が過ぎるように
感じるのかなあと言っていたら
会社の同僚が、
「それは、たとえば、
10歳の子供は10年生きてきて
その中の1年でしょうけど、
我々は50年以上生きてきて
その中の1年ですよ。
だから、1年は短いんですよ。
知らんけど。」
って、言ってましたね。
それが本当なのかどうかはわかりません。
でも、ちょっと、なるほどなとは思いました。
1年が過ぎるのが早いわりには…
で、1年が過ぎるのが早いわりには
その1年の最初に何を考えていたのか?
どんなことをしようとしていたのか?
目標は何だったのか?
そういうことはあっという間に
忘れ去られていますね。
あなたは、今年の最初に立てた目標
しっかりと覚えていますか?
そして、それに対して
少しでも前に進むことはできましたか?
まあ、まわりの人に聞いてみたら
10人中8人から9人は
ああ、そんな目標立てたっけ?
でも、忘れたよね。
というような答えが返ってくると思います。
受験生、浪人生の目標は明確
逆に、受験生で、浪人生などは、
そうではないですよね。
目標設定は明確ですから
自分のやること、進捗などは
けっこう、しっかりと
頭にはいっていますよね。
こういう受験生の目標設定と
そしてそれに向けての行動というのは
今の我々のような社会人にとっても
参考になるような気がしますね。
明確な目標があって、
それに到達するための
行動計画を設定して
そして、実行しながら
テストで検証しながら
自分の行動を改善していくという方法です。
受験生の行動は参考になります
ただ、実際の社会人の場合には
受験生と同じとはいきません。
やはり、むずかしいのは、
そもそも目標がはっきりしていないということです。
社会人の場合は、
「○○大学合格!」というような
明確な目標がない場合が多いということですね
それよりも、毎日、毎日、これをやる
という業務の中身だけが明確になっていて、
「1年後、どうなっていたいか?」
そこが思い浮かべられていないことが多いですね。
つまり、そもそも目標がイメージ出来ていない。
そこが、問題でしょうか?
目標がイメージできていない
もし、あったとしても
たいていは、ボヤーとしていますから
すぐに忘れてしまうという感じです。
それを毎日忘れないようにするには
毎日、毎日、自分で自分に言ってあげること
毎日、毎日、自分で自分に教えてあげること
これが大切です。
そうしないと、普通に忘れてしまいます。
受験生のための予備校の先生の役割を
自分自身が自分自身に対して行うことです。
ちゃんと目標は明確にしているか?
スケジュールは立てたのか?
その通り進んでいるのか?
成果はでているのか?
検証はしているのか?
改善はしているのか?
そんな感じですね。
むずかしいですけど、受験生をモデルにすると
案外、わかりやすいですかね。
ただ、受験生のように、指導してくれる人はいません。
自分で自分を指導するという感じですね。
もちろん、あなたが誰かを指導する立場なら
このあたりを上手に、教えてあげるといいですよね。
いろいろと、教えてあげながら、
最終的には、自分で、自分を
教育できるようになってもらう
そうすれば、その人は自力で
やっていけるようになりますね。
ムッシュスカラー
PS:もちろん、どのようなレベルであっても。
指導してくれる人がいれば、それはよりベターです。
良い指導者の元で伸びていく人は多いですよね。