声を出すと元気になりますね

木槿
ちょっと季節はずれかもしれませんが,木槿の花です。

今,仕事では,電話対応が
結構多い部署にいます。
それで,ある人の発案で,
朝,5分間の発声練習というのを
やっています。

「おはようございます。」
「いつもお世話になっております。」
「ありがとうございます。」

こういう挨拶などを
実際に声に出して
発声練習をするわけです。

もちろん,暗い声よりも
明るい声がいいですし
しかめっ面で出す声よりも
笑顔で出す声がいいわけです。

電話は最初の5秒が勝負

実際,電話というのは
最初の5秒で勝負が決まる,
と言われていますね。

この人は信用できるか?
この人は信用できないか?

たいていの人は,具体的な話の内容を
聞く前に,判断しているらしいです。
多くの場合,話の内容ではなく,
話し方や,声の質で判断しています。

まあ,言われてみれば
私も,何かの要件で,
お店や他社に電話した時に
確かに,最初の5秒くらいで
大まかな判断はしていますね。

普通のトーンの,普通の声なら
それほど,何とも思いませんが
元気で,朗らかで,クリアーな
笑顔が目に浮かぶような声なら
それだけで満足してしまいます。

要件そっちのけで
「ああ,電話してよかった。」
と思いますね。

声優さんて,すごいと思う

それくらい,人の声というのは
聞く人の感情を左右します。
アニメの声優さんのすごさを
あらためて感じますね。

ちょっと話がそれましたが,
その毎朝の発声練習ですが,
やってみると,これがすごいんです。

やる前は,そこまで
思ってなかったのですが
このたった5分の発声練習ですが
おなかから声を実際に出すと
自分の気分が変わるんですね。

もちろん,複数名でやると
人の声も耳に入ってきますし
その声が良ければ
さらに元気が出ます。
いわゆる相乗効果が発揮されますね。

お坊さんに長生きの人が多いのは
毎朝のお勤めで,毎日,お経をあげる
つまり,おなかの底から声を出すことを
毎朝,ルーティンでやっていること
それがとってもいい。
そんなことを聞いたことがあります。

お坊さんも声を出すから長生き

今の世の中,今の日本では
朝起きてから,夜寝るまで
一言も話さないでも
すんでしまうことが
結構,あるように思います。

ちょっと前の日本なら
道で出会った人に
「こんにちは,今日はどちらへ?」
「ええ,ちょっとそこまで。」
とか,駅で,改札の駅員さんに
「おはようございます。」
というと,改札の駅員さんが
「ああ,おはようございます。」
と元気に返してくれたものです。

今では,駅もほとんどが
自動改札になって,無人駅でなくても
駅員さんを見ることがほとんどない駅も
結構あるようですね。

駅員さんは切符の券売機の裏側で
ずっと待機してたりします。
それで,お金が詰まったり
間違って切符を買ったときだけ
ブザーを押してお話しするくらいですね。

個人的にはちょっと寂しい気がします。

人間にとって,元気に声を出すというのは
たぶん,とっても大事なことなのだと思います。
1日中黙ったままで過ごすというのは,
あんまり元気が出そうな気がしませんね。

できれば,人に会えば
大きめの声で,「こんにちは!」
と声をかけたいですよね。
人がそこにいっぱいいるのに
人がいっぱい歩いているのに
話し声がほとんど聞こえないと
いうのは,何か寂しい風景です。

大都会ほど寂しいというのは
そんなところにあるのかも
しれないですね。

ということで,今日は
声を出すと元気になるというお話でした。
あなたも取り組んでみられては
いかがでしょうか?

私の場合,会社でももちろんですが
家の中でも,できる限りたくさん
奥さんとお話ししようかなと思っています。
実際,とっても元気になりますものね。

 

ムッシュスカラー

 

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