終わりは突然やってくる

もし、今日で自分の人生が終わるとしたら
後悔はないでしょうか?

よく、自己啓発の書籍やメルマガで
出てくるフレーズですね。
あなたも見たことはありませんか?

他にもありますよ。
たとえば、こんなフレーズです。

終わりは突然やってくる。

これは人生の終わりだけに限らず
仕事でもよくあることです。

仕事でも終わりは突然やってくる

現在の職場でうまくいっていると思っていて
「よし、これからこうやっていこう。」
そんなことを考えた矢先に、
「じゃあ、君は、来週からは
こっちの部署に行ってもらう。」
「えっ?異動ですか?」
こういう話は、よくあります。

また、営業をしていて、
大きな実績を上げていた得意先からの
発注が急に来なくなる。

びっくりして飛んでいくと
「悪いけど、別の会社に発注することにしたよ。」
そんな話だったりします。

当局の規制が厳しくなることもある

あるいは、当局の規制が厳しくなって
これまで普通に出来ていたことが
急に出来なくなるなんてこともあります。
だいたいそういう規制強化というのは
仕事上のかなり大事なところを制限するものです。

こんなふうに、終わりは突然にやってきます。
もちろん、それまでに小さな徴候というのは
いろいろと出てきているものです。
それに気づいて事前に対応していければ
何とか最小限の影響に抑えること、
それは可能かもしれませんね。

たとえば、病気で死んでしまう場合も
本当の突然死というのは、ほとんどありません。
それまでに何らかの徴候はあるものです。

良くない徴候から目をそらしていないか?

それに気づかないで、
いえ、本当は気づいているのに、
目をつぶって気づかないふりをして
大したことないと無理に思い込む。

よくやることですが、
そんなことをしていると、
ある日、「突然」終わりがやってくるわけです。

営業で急に発注が来なくなる話も
しっかりと情報を収集していれば
何らかの異変に気付いて、
その前に手は打てるかもしれません。

ただ、その情報が
はいってこないようになっていたり
情報がはいってきても、
目をそむけてしまっているので
突然に終わりがやってくるわけです。

事実から目をそむけていると…

こういうのは、
誰でもやりがちなことです。
それだけに突然の終わりに
対する対応は難しいですよね。

じゃあ、突然、終わりがやってきたら
どうしたらいいんでしょうね?

ひとつは、「それはしかたない」
とあきらめることです。
「割り切ること」
といってもいいでしょうか?

突然、終わりがやってたときには
「しゃあない、これも運命だ。」
といってあきらめることです。

個人的には嫌いな対応ですが、
一つの選択肢として、当然ありだと思います。
というか基本的にはこれしかないと思います。

基本的にはあきらめるしかありません

でも、あきらめることが出来ない時、
割り切ることが出来ない時、
そんなときには後悔だけが残ります。
「なんで、気が付かなかったんだろう?」
それはとても切ないですね。

そう思わなくてすむように
打てる手というのは
あるんでしょうか?

たとえば、
もし、あなたが家族よりも
早くに亡くなってしまうと仮定します。

その場合には、あなたが亡くなったあとも
家族が生活に困らないように
あなたが生きている間に十分な手を打っておく。

現実に出来るのは
こういうことだけでしょうかね。
自分が死んだあとのことを考えて
手を打っておくということです。

自分が死んだあとのことを考えておく

終わりがやってきた時に
手を打とうとしてもそれでは遅い。
終わりがやってきたときは
それを受け入れるしかありません。

終わりがやってくるのは避けられないし、
終わりは、いつやってくるかもわからない、
だから、終わりが来る前に手を打っておく。
そういうことになるんでしょうね。

本当にまれですが、
そういうすごいことをしている人は
実際にいらっしゃいますね。

いろいろな終わりは突然にやってきます。
何年も、何カ月も前から
「もうすぐ終わるよ」と言ってくれたら、
多少は真剣さが違うのでしょうが
なかなかそれはわかりません。

終わりは突然やってくる

いきなり今日やってくるかもしれないし
明日かもしれません。
3日後かもしれません。

その時になって、
「なんで、気が付かなかったんだ?」
「どうして、あれをやっておかなかったんだ?」
「ああ、こんなことになるなら頑張ればよかった。」
こんな、後悔をしないように、
今から、手を打っていけるといいですね。

 

ムッシュスカラー

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