最近、第二次世界大戦よりも
前の時代、いわゆる「戦前」の、
日本の政治家、思想家、作家、
また、それ以外の人の
様々な著作を読む機会があります。
そこで、痛感するのは、
戦前の日本人というのは、
とても冷静に世界を観察し、
かつ、冷静に分析をしていて、
視野がものすごく広かったらしい
ということです。
情報の収集や分析も、
非常に素晴らしく、
いわゆる情報機関というものも
世界の大国のレベルに近かったようです。
当時は、今よりも、
情報が共有されるスピードは遅く
また、入手が可能な情報量も
今ほど十分ではなかったと思われます。
それにも関わらず、
当時の世界の状況を
非常に適格にとらえていて
当時の米国、欧州、アジア、インド、
さらには、中東、ロシア、南米にいたるまで
かなり的確に把握をしていたようです。 “戦前の日本人は世界を冷静に見ていた” の続きを読む