高めの声を大き目に出す

同じことを伝えているのに
声の高さが違ったり、
声の大きさが違うと、
伝わる印象が、全然変わってしまう
そんなことがありませんか?

声の高さ、声の大きさというのは、
コミュニケーションをとるうえで、
けっこう、重要なポイントです。

自分自身のこととしても、
会社に勤めていた時には
電話対応業務をしていたことがあるので
声の重要さは、強く感じていました。

自分の声が低かったり、
小さかったりすると
それだけで、相手の印象を
悪くすることがあるんですね。

声が小さいだけで印象が悪くなる

なので、電話に出る第一声の
声の高さ、声の大きさには、
常に気を使っていました。

私の場合は、普通よりも、
1オクターブとは言いませんが
かなり高めの声で第一声を発してました。

(少し高め、少し大きめの声で)
「お待たせいたしました。
○○でございます。」

現実問題として、
この第一声のイメージで、
電話をかけてきた人の多くは、
その人の印象を決めてしまいます。

第一声がその人の印象を決める

直接、対面した場合は、
まずは見た目、外観が
一番、印象に影響しますね。
ですが、その人の声というのも
大きなポイントになります。

営業職の人などは、
あたりまえのこととして
実感されているのではないでしょうか?

声というのは、
その人をどう感じるかに関して
大きな割合を占めています。

たとえば、どんなに若い人でも、
声に張りがなくて、小さな低い声だと
それだけで、若さが感じられなくなります。

人は見た目が7割などといいますが
実は、声も、2割から3割くらいは
その人から受ける印象に関して
影響を与えているのではないでしょうか。

声がその人の印象に与える影響は大きい

数字で表すことは出来ませんが、
声がとてもいい感じに聞こえる人は
一緒にいて、嫌な感じはしませんね。
逆に、声の感じがいやな人は
一緒にいて、落ち着きません。

このあたりは、理屈ではなくて
感覚の問題です。
良し悪しというより、単純に
好き嫌いというだけなのかもしれませんが…。

ただ、声が小さいと、
何を言っているのか聞き取りにくいので
良いことを言っても伝わりません。
結果的に、損をしますよね。

ということで、
声は大きく、少し高めの方が
聞き取りやすくなりますし、
コミュニケーションには向いてますね。

大きく高めの声は聞き取りやすい

そして、これは、訓練次第で、
何とかなるものです。

のどに何らかの異常がなければ
ほぼ、だれでも実行が可能なことです。

変な言い方ですが、
強制的に訓練をさせられれば
誰でもできるようになります。
特別に高度なスキルが必要
ということではないですよね。
マスターするのに何年もかかる
なんてことはありません。

ただ、現実の問題は、
「強制されなければ、
ほとんどの人はやらない」
ということですね。

ほとんどの人はやらない

実際、以前、会社に勤めていた時に、
「電話に出るときは、大きな声で
普段より高めの声で出ましょう」
と、指導されていた時がありました。

その指導に対しては、
「なるほど、確かにね。それはそうだ。」
とほとんどの人はおっしゃってましたね。

でも、実際に行動した人は
1割から2割程度だったでしょうか?

誰でもできるはずのことであっても、
それを、本当に、自分のものにできる人は
1割から2割くらいなのだろうと思います。

やる人は1割から2割くらい?

「それまでよりも
少し高めに、少し大きな声を出す。」

簡単なことですが、
その人の体に染みついた
声の高さ、声の大きさは
なかなか変わるものではありません。

よほど、気を付けて、
声の出し方を変えるということを
続けていかなければ、
すぐにもとに戻ってしまうということです。

逆に、こういうところから
自分の行動のくせ、習慣を変えていける人は
自分という人間を、どんどん
よい方向に変えていける可能性があります。

習慣が変われば、すべてが変わる

習慣が変われば、
すべてが変わります。
将来も当然変わります。

小さなことですが、
普段の声の高さ、声の大きさを
意識して、変えていかれては
いかがでしょうか?

ちなみに、子供の時というのは、
こういうことは、割と簡単にできますよね。
でも、大人になって年を重ねると
どんどんできにくくなります。

逆に、年を取っていても、
子供のような素直さで
取り組むことが出来れば、
いくつになっても、
成長し続けることができる、
そういうことです。

さて、あなたはいかがでしょうか?

 

ムッシュスカラー

 

PS:二十代の時に、ラジオのインタビュー番組のゲストに呼ばれて、放送局の録音ブースにはいったことがあります。その時に、自分の声が、いかに低くてぼそぼそなのかがよくわかりました。逆に、アナウンサーという職業の人の話し方が、いかにしっかりしているのか、あらためて実感しました。その時に、あらためて、話すことも大切な技術、大切なスキルなのだなと痛感しました。

PPS:最近では、アニメの声優のみなさんのすごさというのも、よくわかるようになりました。本当に、声だけで、演技されてますもんね。

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