勇気をだす。
覚悟を決める。
腹をくくる。
こういうことは、これからますます重要になってきますね。
成長しようとすれば必ず必要なことだからです。
小学校の子供たち、いえ、もっと小さな子供たちは、意識はしていませんが、勇気を出して、覚悟を決めて、腹をくくって毎日行動していますよね。
出来ないことに対して何度も何度もチャレンジして出来るようになっていきます。あきらめたりしません。
子供はあきらめないでチャレンジする
言葉だって、日本語が一言も話せなかったのが話せるようになります。全く歩けなかったところから、歩くことも出来るようになります。自転車に乗ることも出来るようになります。幼稚園、小学校で、一生懸命勉強して、今まで知らなかったことをたくさん知識として吸収しています。
考えてみればすごいことですよね。
で、それと比べて現在の自分というのはどうでしょうか?
そのくらい、毎日チャレンジしていますか?
勇気を出して何かに取り組んでいますか?
もちろん、子供と大人を比べることに無理があることはわかっています。でも、一度立ち止まって考える時に、子供というのはとってもよいお手本になるように思います。
子供はよいお手本になります
あくまで普通の人の場合(もちろん例外はあります)、年を重ねるごとに、勇気というのは出なくなるみたいですよね。
「そんな危険なことはしない」
「そんなリスクのあることはしない」
「そんな不安定なことはしない」
というふうになっていきます。いろいろな経験をして、危険、リスク、恐怖というものを自然に感じるようになるからですね。
子供たちは経験がないので怖いもの知らずです。その点が子供と大人では大きく異なる点なのでしょうね。で、それがちょうどよいくらいのリスク回避になればいいのですが、たいていの場合、オールオアナッシングで「少しでもリスクがあれば一切やらない」そう判断する大人が多いですよね。
少しでもリスクがあれば一切やらない
「何かあったらどうするんですか!」
そういう決まり文句がありますよね。こういわれると、どうしても行動を思いとどまりがちになります。で、後から、「あの時やっていれば今ごろは…」なんてことを思うわけです。
で、冒頭に戻って、「勇気を出してやってみれば?」という話になるわけです。
子供と違って、大人は恐怖、不安、リスクというものに非常に敏感になっています。なので子供のように無邪気に、よくわからないものに飛び込んでいくことは出来ません。子供なら簡単に踏み越えられる一線であっても、大人の場合、どうしても立ち止まって考えてしまいます。これは危険を避けるという人間の本能のようなものなので完全になくすことは出来ません。
でも、これからの時代、そればかりでは生き残っていけません。これまでのルーティンから、一歩、踏み出さないといけない時は必ずあるわけです。その時に必要になるのが勇気です。
なんでもかんでもやればよいというわけでもない
逆に、なんでもかんでもやればよいというわけでもありませんよね。勇気をもって「やらない」という決断をすることもあるわけです。みんながやった方がよいと言っていても、自分は違うと感じたら勇気をもって「やらない」という選択をしなければなりません。
勇気を持つというのは、自分で自分の行動に責任を持つと言い換えることもできますね。世間一般の人から批判されても、自分の責任で自分なりの行動がとれるかどうかということなのかもしれません。
長く生きていればいるほど、世間一般というものを気にするようになります。だからこそ長く生きている我々ほど、勇気をもって行動していかないといけませんね。そうじゃないと若い世代まで、勇気を失ってしまうことになりますものね。
そうならないように頑張っていきたいと思います。
ムッシュスカラー