事実は変えられないが解釈は変えられる

まあ、言われてみれば当たり前
今日は、そんな話です。
でも、あなたにもきっと
思い当たることがあると思いますよ。

それはどんな話かというと
これまでの、あなたの人生は、
事実の積み重ねではなく、
解釈の積み重ねだという話です。

これまで、あなたの人生に
起きてきた様々な事実について、
あなたが、どう感じたか?
事実をどう解釈したかによって
今のあなたという人間が決まっています。
 
過去の解釈の積み重ねがあなたをつくっている
 
もちろん
事実も積み重なっているのですが
事実ではなく解釈が重要である
そこがポイントです。
 
もし、別の誰かが、あなたと
全く同じ経験をしたとします。
その時に、その別の誰かが感じていることは
あなたが、今、感じていることとは
おそらく全くちがっています。
 
現実に、同じ会社の、同じ部署の
同じグループに所属している二人を考えます。
全く同じ情報を共有しているとしても、
所属しているグループへのその人の評価は
180度違っていたりします。
 
同じ事実でも、人によって、解釈は違う
 
同じ事実をみているにも関わらず
その事実をどう解釈するかは
その人、その人によって
全く異なるわけです。
 
あなたの周りには、
そういう事はないですか?
たとえば、家で、
同じニュース番組を見ていても、
家族が考えていることは
おそらくみんな違いますよね。
少なくとも、全く同じ
ということはないと思います。

と言う事は、こんなことも言えますよね。
 
あなたの、ものの見方、
つまり解釈を変えることが出来れば、
毎日が変わる。
 
解釈を変えれば毎日がかわる
 
「来る日も、来る日も、同じだ。」
と思っている毎日が、
別の毎日に変わっていく
そんな可能性があるということです。
 
これは、別に新しい話ではなくて
有名な、コヴィー博士の『7つの習慣』にも、
「私たちは、世界を
あるがままに
見ているのではなく、
私たちのあるがままの世界を見ている」
という言葉がありますね。
 
つまりは、日常の出来事を、
これまで、あなたがどう解釈してきたか?
それによって、今のあなたと言う人間の
考え方や、行動パターンが作られている。
 
もちろん、事実が重要でないとは言いません。
ただ、事実よりも、解釈がもっと重要ということです。
 
事実は重要だが解釈はもっと重要
 
もっと言えば、過去の事実に対しても
今から解釈を変えることはできます。
「あの出来事のために、私の一生は台無しになった」
と嘆いているような出来事があったとします。
 
しかし、その解釈を変えて、
「あの出来事があったから、今の私がある。」
「あの出来事のおかげで、成長することが出来た。」
もし、そんなふうに解釈を変えられたら、
あなたは過去を乗り越えられた、
そういうことになりますよね。
 
もちろん現実にはそうあっさりと
解釈を変えられるわけではありませんが
解釈を変える努力をするだけの価値はあります。
 
けっこう、年齢を重ねてくると
人生の経験が増えるからでしょうか?
解釈は変えやすくなるような気はしています。
あなたはいかがでしょうか?
 
 
ムッシュスカラー

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