誰に伝えたいのか

青い紫陽花

この話は、あの人に
今すぐ教えてあげたい。
今すぐに伝えたい。
そう思った事はありませんか?

いま、仕事の中の、
いろいろな場面で
情報発信の重要性が、
言われていることと思います。

ですが、詰まるところ、
「この情報を、ぜひともあの人に伝えたい。」
この気持ちが無ければ
あんまり、やる気は、
起きないんじゃないかと思います。

「誰に伝えるか?」

情報発信の基本は
「何を伝えるか?」
ですが、
「誰に伝えるか?」
ということも同じくらい重要です。

「誰に」というのがわからないと、
「何を」伝えたらいいのかについても、
よくわかりませんよね。

なのに、情報発信する側は、どうしても
「何を伝えるか?」だけに注力しがちです。
「誰に?」というのは案外軽視されていますね。

「誰に」は軽視されがち

たとえば、
「誰に」というのが、はっきりしている文章と、
「誰に」というのが、はっきりしていない文章では、
書き方、伝え方が、明らかに違ってきます。
話のおもしろさが、違ってきます。

基本的に、文章というのは
面白くなければ、読んでくれません。

「ぜひ、あの人にこの気持ちを伝えたい。」

これは一種のラブレター、
日本語で言えば恋文ですね、
こういうのは気持ちがこもっています。

ラブレターには気持ちがこもっている

面白いかどうかはわかりませんが
少なくとも、つまんなくはないと思います。
だからついつい読んでしまいますね。

ラブレターなんて
書いたことないという人も
一度、そのつもりで、
書いてみてはいかがでしょうか。

何度も書いたことがある方なら、
その時の事を、思い出してください。

どんな気持ちで、ラブレターを書いたか?
そこを振り返ってみると
恋心ではないが、伝えたいことがある場合に
どのように伝えるのがいいのか、
何か感じるものがあるかもしれません。

ラブレターをどんな気持ちで書いたか?

「あの人に何とかして伝えたい。」
そうなると、それは単なる情報提供とか、
情報共有という言葉とは
少しレベルが違うものになりますよね。

しつこいですが、ラブレターなら、
「あなたが、好きです。」
これを何とかして相手に伝えたい
そういうことでしたよね。

いろいろと手を変え、品を変え、
やってみませんでしたか?

今、やろうとしている
情報発信、情報提供というのは
それと同じような事を、
環境を変えて、伝えたいという相手を変えて、
それで、やってみるということです。

情報提供と恋心を伝えるのは似ている

「この情報は、きっと、あの人の役に立つ、
何とかして、あの人に伝えたい。」
そんな思いがあると、
情報発信、情報提供の仕事は
とてもやりやすくなると思います。

もし、あなたが、
情報発信、情報提供の仕事がつまらない
そう思われているなら、
今日の話を参考にしていただければと思います。

 

ムッシュスカラー

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