年明けの成果は年末までに決まっている

若いころに、
「よし、年明けから頑張るぞ!」
と私が言った時に、
「そうか、それはいいことだ。
でも、年明けの結果は、
年末の努力で、もう決まっているよ。」
とさらっと言った先輩がいました。

その時には、
「そんなこと、今になって言われてもなあ。
もうちょっと、早く教えてよ。」
と思ったものでした。

当たり前なのですが、
1年の終わりは12月31日
大晦日です。
そして、次の年の始まりは
1月1日、元日ですね。

つまり、年の終わりは、
次の年の始まりに
つながっているわけです。

もちろん、年を越す、
年が変わるというのは、
そのこと自体に、大きな意味が
あるのだろうと思います。

ただ、何も努力しなければ
何も変わりませんね。

何も努力しなければ何も変わらない

「年が変われば、何かが変わる」
というような、都合のいい話はない、
とも思うわけです。

大晦日であっても、
元日であっても、
それは1年365日の中の一日です。

確かに、年を越すとうのは
大きな区切りです。
でも、時間は、区切りに関係なく
連続して流れているわけです。

年越しだけ、時間の流れが
変わるというはありません。

なので、年を越すという
区切りはあるにしても
「毎日の日々の努力が、
どのような成果を出していくか?」
そこについては、年末年始であっても
変わらないということです。

年明けに良い結果を出したいのなら
年末までの努力が重要になりますよね。

年明けの結果は年末までに決まっている

年明けから頑張っても、
もちろん、それはそれでいいのですが、
その場合、年明けすぐに
結果が出るということにはなりません。

結果が出るのは、年明けてから
かなり後になるということです。

なので、1月からスタートダッシュしたい、
そう思うなら、1月からでは遅い、
12月には、そのための努力を
始めていなくてはいけない。
そういう話になるわけです。

何か、目標を達成したいなら、
そのゴールが決まっているなら、
そこから逆算して、
スタートを決めないといけません。

「今日、始めて、今日から結果が出る。」
そんなものはほとんどないわけです。
結果が出るまでには、
ある程度の時間はかかります。

結果が出るには時間がかかる

それがわかれば、
今日、この一日というのを
無駄に出来ないなあと思いますよね。

いつも、年末が来る度に
思い出すお話です。

ただ、毎年、思い出すだけで、
なかなか、毎日の行動に
反映できていません。
そこは、なかなかに
悩ましいことですが…。

 

ムッシュスカラー

 

PS:「正月は冥土の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし」。有名な一休禅師の言葉だそうです。この言葉について、若いころは、そんなにどうということもない感じでしたが、年を重ねるにつれて、ぐんとおなかのそこに響いてくる感じがしますね。ちなみに、あくまで私の感覚です。もっと深い意味が上記の言葉にはあるそうですが、あくまで、私がぱっと感じるイメージとしてのお話です。その点は、ご了承ください。

PPS:若いころは誕生日で、年を取るのは楽しみなことでした。でも、50歳を過ぎると、年は取りたくないと思いますね。毎年、年が減っていくといいなと思いますね。ほんとに。

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