疲れたら休む?いいえ…

疲れたら休む。普通はそうですよね。
でも、本当は疲れる前に休む。
そっちの方が、仕事の成果は上がるんだそうです。

これは、スポーツの世界でも言われることがあるそうですよ。私の場合は、高校の時に教わりました。高校時代の剣道部の顧問の先生のことはこのブログで書いたことがありますね。

実は、その先生のお師匠さんがある武道の宗家の先生だったのですが、その先生から、同じようなことを言われたことがあったんですね。一度だけ、その宗家の先生から直接、剣道を教わる機会がありました。その時に、次のように言われました。

先生のアドバイス

「君たちの場合は、疲れるまでやってはダメだ。疲れると技が乱れてくる。せっかく習得した技が乱れていってしまう。習得した技は、いちばん最高の感覚を身体に覚えこませることが大切だ。疲れるまでやってはいけない。」

それまでは、運動については、とにかく疲れるまでやるもんだと思ってました。疲れるまでやることで、余計な力が抜けて、最適な形になっていくものだという認識でした。もちろん、そういうやり方もあるんだろうと思います。

でも、その先生があまりにすごい先生だったこともあって、すぐに、当時の私は腹落ちしたのを覚えています。

短時間集中

ただ、疲れるまでやらないということと、真剣にやらないということは違います。逆に、練習には、ものすごく真剣な態度を要求されました。少しの妥協も許さないという感覚でした。練習の一挙一動について、それでよいのかどうか、常にピリピリしてましたね。

短時間集中の極限という感じの練習でしたね。なので、身体は疲れていないのですが、精神的にはかなりきつかったのを覚えています。

これは一般の仕事でも同じじゃないかと思います。あくまで個人的な印象ですが、仕事が出来る方々というのは、かならずしも長時間労働ではないという印象があります。さっさと仕事は片付けて、残業はしない。勤務が終わったら、しっかりと自由時間も楽しんでいる。そんな感じでしょうか。

仕事も同じ

で、そういう人たちが、どの人も同じように言われるのは、だいたい、こんなことです。

「毎日、長時間仕事している人は、たいていの場合、ダラダラとやっている。たとえば、そういう人と自分で、1日の最初の30分の仕事を比べたら、そういう人たちの何倍も自分は仕事をしているはずだ。だから、午前中いっぱい仕事をしたら、もうくたくたになるのが普通だ。それが、1日、8時間以上働いても、ほとんど疲れないなんてありえない。」

私が言ったんではないですよ。仕事が出来る人達の共通のご意見です。

で、それともう一つ言われたのが、冒頭に書いた「疲れたら休むのではだめだ。疲れる前に休むんだ。」ですね。

疲れる前に休む

確かに、疲れることで、仕事の内容が雑になる可能性があります。それと、疲れたら、最高のレベルの仕事が出来る状態に回復するまでに時間がかかります。その二つを考えたら、疲れる前に、積極的に休むことは大切ですね。

ということで、最近、いろいろとあって、すこし疲れそうになっていたので、今週、月曜日の投稿はお休みにしました。今後も、自分の様子を見ながら、投稿の頻度は調節していこうと思います。あまり無理して書こうとしても書けませんしね。そういう時には、休むということです。

では、また次回。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ムッシュスカラー

 

PS:私自身は、もともと、体育会系のノリが強めです。なので、月水金投稿すると決めたら、意地でも、必ず月水金と投稿しようとしてしまいます。でも、それだとやっぱり無理が来ますね。もうすこしゆったりと考えてやっていこうと思います。このあたりも、やっぱりバランス感覚が大切ですね。本当に何事も、ちょうどよい加減が大切だと思います。なかなか出来ないですが…。

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