最近,積読になっていた大量の書籍を処分しました。
(使いたおして,ボロボロになってしまった本以外は,ブックオフに買い取りに出しました。)
今回,なぜ本を処分したかというと,本棚においてある本が目に入るだけで気になるからなんです。その本を見るたびに,その本が私につぶやいてくるわけです。
「もお,早く読んでよね。上の方に,ほこりが積もってきてるよ。」
もちろん,実際に本の声が聞こえるわけではないですよ。
そんなふうに言われているような気がするということです。
本が文句を言ってる?
で,
「ああ,この本,読まないといけないな。」
とか,
「この本は自分にとって,ためになるんだろうと思って買ったんだよな。」
とか,いろいろ思うわけです。
本棚を見るたびに,本からブツブツ文句を言われているというような感じでしょうか。
もちろん,そんなこと全く気にならないかた,そういうかたはたくさんいらっしゃいます。そちらの方が圧倒的多数だとは思います。本が山のように積んであっても全然気にならないかた,とっても多いですよね。
この本,本当に読む?
で,いろいろと考えていた時に,ふと思ったことがあったんです。
「この本をいつか読もうと思い続けて,いったい何年?」
「これ,何のために買った本だっけ?」
「本当に,いつか読めるんだろうか?」
ちなみに,
「本は積読でも意味がある」
とおっしゃるかたは,たくさんいらっしゃいます。確かにそこに本があればいつでも読めるということですから。でも,ずっと積読で,そのまま終わってしまう可能性の方が,読まれる可能性よりも高いってことはないでしょうか?
読まれない本はかわいそう…
そこにあっても,永遠に読まれない本って,かわいそうではないですか?
「自分の本棚にある限り,この本は,誰にも永遠に読まれることはないよなあ。たぶん。」
「それなら,私の本棚ではなくて,ブックオフの店頭に並べてもらえれば,もしかすると,誰かが手に取って,この本を読んでくれるかもしれない。そうなれば,この本も,この世の中に印刷されて出てきた意味があるんじゃない?」
というようなことを考えたわけです。
もちろん,本に意思や感情があるわけではありません。シンプルに物と考えれば,どこにあろうが,その本の知った事ではないということになるんだろうと思います。
自分以外の人が持った方が幸せかも
でも,「この本,自分が持っていても幸せではないよなあ。」と考えると,すぐに手放した方がよいのではないかと勝手に思ったというお話です。
まあ,見方を変えれば,なかなか処分できなかった本を,思い切って処分するための自分なりの勝手な言い訳ですかね。。。
ということで,今日のブログは,特別に,あなたのお役に立つことはなかったかもしれません。でも,「読むだけ時間の無駄だった!」なんて,怒らないでくださいね。そもそも,そういうブログですから…。
ともあれ,今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
ムッシュスカラー
PS:最近のKindleなどの電子書籍の場合には,この話は成り立たないですかね。残念…!!。
PPS:冒頭の写真の前列にある本は,処分せずに残してある本です。おそらくどの本も2回以上は読んでます。スカラムーシュなんて,5回以上は読んでいると思います。この前列の本たちはたぶん,ずっと捨てません。